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内外トランスライン/経常利益は前年比2・3%増(2019年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2019年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益 経常利益 当期純利益

2019年12月期第2四半期 11,301 △0.4  718 △2.2  737 2.3   501 4.0

2018年12月期第2四半期 11,350 7.9   734 2.2   721 △3.6  482 △21.8

(注) 包括利益 2019年12月期第2四半期 335百万円( 29.0%) 2018年12月期第2四半期 259百万円( △57.3%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年6月30日)における世界経済は、米中貿易摩擦の拡大及び 長期化の懸念に加えて、新たに中東情勢も不安定要素となり先行き不透明な状況が続いております。 当社グループ業績に大きな影響を及ぼすわが国の貿易に関しては、中国の経済成長の鈍化が輸出全体の減少に影 響し、また外国為替も円高に推移しており、貿易統計において輸出額は昨年末より連続して前年割れとなっており ます。 このような状況の下、当社グループは、当連結会計年度が最終年となります第3次中期経営計画(2017年1月~ 2019年12月)の基本方針に基づき、国際総合フレイトフォワーダーとしてさらなる成長を目指す取組みを強化して まいりました。重点的に取組んでおります通関業及び国外における倉庫事業においては取扱いを拡大し、業績に寄 与しております。 当第2四半期連結累計期間の当社グループの実績につきましては、連結売上高は対前年同四半期比でわずかに減 収となり、連結営業利益において、内外釜山物流センター株式会社(以下 内外釜山物流センター)の取得関連費 用等による販管費の増加を吸収し得ず対前年同四半期比で減益となっております。 単体においては、取扱数量の減少により売上高はわずかに前年同四半期を下回りましたが、価格改定による売単 価の上昇により売上総利益が大きく改善されたため、営業利益は対前年同四半期比で増益となりました。 また、海外グループ会社においてはおおむね堅調に推移し、2019年4月営業開始の内外釜山物流センターの業績 も寄与し対前年同四半期比増収増益となりました。 この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は11,301百万円(前年同四半期比0.4%減)、営業利益は 718百万円(同2.2%減)、経常利益は737百万円(同2.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は501百万円 (同4.0%増)と、売上高及び営業利益において前年同四半期実績を下回りましたが、経常利益及び親会社株主に 帰属する四半期純利益は対前年同四半期比増益となりました。 セグメントごとの業績は次のとおりであります。

① 日 本

日本における国際貨物輸送事業につきましては、混載貨物輸出を主力としております。当第2四半期連結累計 期間における売上高は、単体におきましては営業努力による売単価の上昇がありましたが、景気後退における取 扱数量の減少分をカバーできずわずかに減収となりました。また、国内子会社におきましては、フライングフィ ッシュ株式会社が欧州からの輸入食材の取扱いを増やし増収となりましたが、株式会社ユーシーアイエアフレイ トジャパンは航空輸送量の落込み、G20開催による関西国際空港の稼働率低下の影響もあり減収となりました。 この結果、売上高は、7,447百万円と前年同四半期と比べ156百万円(2.1%減)の減収となりましたが、セグ メント利益(営業利益)は463百万円と前年同四半期と比べ5百万円増加(1.2%増)となりました。

② 海 外

当社グループはアジア地域及び米国に連結子会社11社を有しております。当第2四半期連結累計期間における 海外売上高は、上海内外特浪速運輸代理有限公司やNTL NAIGAI TRANS LINE (USA)INC.等が堅調に売上を伸ばし、 また、内外釜山物流センターの売上寄与もあったため、海外セグメントにおける売上は増収となり、利益面にお いても販管費の減少で増益となりました。 この結果、売上高は、3,853百万円と前年同四半期と比べ107百万円(2.9%増)の増収となり、セグメント利 益(営業利益)は302百万円と前年同四半期と比べ13百万円増加(4.7%増)となりました。

(略)

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