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トランコム/経常利益は前年比11・9%増(2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期  第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高   営業利益  経常利益 当期純利益

2020年3月期第1四半期 39,240 6.4  1,678 12.0  1,671 11.9  1,041 7.5

2019年3月期第1四半期 36,881 7.2  1,498 22.0  1,494 23.7  968 59.0

(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 1,165百万円 (31.7%) 2019年3月期第1四半期 885百万円 (55.8%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

物流業界では、トラックドライバー等の高齢化や人手不足による労働力不足が常態化しております。 加えて、人件費の上昇、燃料価格の高騰などにより原価が上昇するなど、引き続き厳しい事業環境となっており ます。 一方で、EC市場の拡大により迅速な多頻度小口配送が主流となっており、リードタイム短縮などのさまざまな課 題を解決する手段として、AIやIoTの導入が本格化するなど、物流機能が大きく変化してきております。 このような状況の中、当第1四半期連結累計期間におきましては、培ってきた経験やノウハウを活かした事業展 開に加え、さまざまな輸送モード、輸送量への対応、新たな分野への挑戦により、輸送バリエーションの拡充を図 ってまいりました。 また、先進的なICTを事業に取り込み、各事業の高度化に向けた検証を進めてまいりました。 当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高39,240百万円(前年同期比 6.4%増)、営業利益1,678百万円 (同 12.0%増)、経常利益1,671百万円(同 11.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,041百万円(同 7.5%増)となりました。 当社グループでは、事業内容を3つのセグメント及びその他に区分しております。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

① ロジスティクスマネジメント事業(略)

売上高は、新規業務の稼働に加え、新規拠点の稼働に加え、既存顧客の物量増により、増収となりました。 営業利益は、新規拠点の稼動に伴う初期費用の計上はありましたが、前期稼働拠点の業務の安定化、生産性 向上による収益性の改善、既存拠点での料金適正化などにより、増益となりました。

② 物流情報サービス事業(略)

車両不足は引き続き深刻さを増す中、大型連休前は輸送需要の増大、連休後は反動により荷動きが鈍化傾向 となるなど、需要バランスは月により大きく変動いたしました。 業績は、成約件数の増加、運賃単価の上昇に加えて、自動車部品の幹線輸送の拡大により増収増益となりま した。

③ インダストリアルサポート事業(略)

盤石な事業基盤構築の為、契約料金の適正化、コスト管理の徹底を行いました。 売上高は不採算取引の整理などにより減収となりましたが、既存取引の料金の適正化に加え、募集費を中心 としたコスト低減の取り組みにより収益性が改善され、増益となりました。

④ その他(略)

国内でのシステム部門の収益性改善により増収増益となりました。

(注) 上記の数値は、セグメント間取引の消去はしておりません。

(略)

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