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杉村倉庫/経常利益は前年比4・2%増(2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高   営業利益 経常利益 当期純利益

2020年3月期第1四半期 2,532 1.4   297 3.5   296 4.2  246 △7.8

2019年3月期第1四半期 2,498 △0.3  287 16.1  284 17.5  267 △44.3

(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 205百万円(△26.1%) 2019年3月期第1四半期 277百万円(△37.2%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、堅調な企業業績や雇用・所得環境の改善により緩やかな回復基調 にあったものの、米中間の貿易摩擦や欧州の経済問題等により、先行きに不透明感が強まる状況で推移しました。 倉庫物流業界におきましては常態化した人手不足が進む中、荷主顧客からは人件費の上昇と相反してコスト削減が 強く求められており、引き続き厳しい事業環境が継続しております。このような情勢のもと、当社グループは業務の より一層の効率化を行い、高品質の物流サービスを提供することを目指してまいりました。 当第1四半期連結累計期間における当社グループの営業収益は25億3千2百万円となり、前年同四半期に比べ3千4百万 円(1.4%)の増収となりました。営業原価は20億2百万円となり、前年同四半期に比べ1千5百万円(0.8%)増加し、 販売費及び一般管理費は2億3千2百万円となり、前年同四半期に比べ9百万円(4.1%)増加しました。これらにより営 業利益は2億9千7百万円となり、前年同四半期に比べ1千万円(3.5%)の増益となりました。経常利益は2億9千6百万 円となって前年同四半期に比べ1千1百万円(4.2%)の増益となりましたが、特別利益に計上された投資有価証券売却 益が前年同四半期に比べ減少したことや、特別損失に固定資産除却損として社宅の解体費用を計上したことにより、 親会社株主に帰属する四半期純利益は2億4千6百万円となり、前年同四半期に比べ2千万円(7.8%)の減益となりまし た。 セグメントごとの経営業績は、次のとおりであります。

(物流事業)

当第1四半期連結累計期間は、前年同四半期に比べ食料工業品、機械等の取扱が増加し、保管料の増収に寄与しまし た。配送業務は全般に荷動きが鈍く苦戦しましたが、オフィス移転やリネンサプライ等の業務は堅調に推移しまし た。この結果、外部顧客に対する営業収益は21億7百万円となり、前年同四半期に比べ2千9百万円(1.4%)の増収と なりました。減価償却費や業務委託費等の減少により、セグメント利益は1億5千7百万円となり、前年同四半期に比べ 2千3百万円(17.1%)の増益となりました。

(不動産事業)

一部の物件の料金改定で減収要因が生じましたが、既存顧客による賃貸エリアの増床もあり、外部顧客に対する営 業収益は3億3千4百万円となり、前年同四半期に比べ2百万円(0.8%)の増収となりました。しかし、減価償却費や賃 借使用料等が増加したことにより、セグメント利益は2億5千万円となり、前年同四半期に比べ8百万円(3.3%)の減 益となりました。

(その他の事業)

ゴルフ練習場の入場者数は0.7%の増加となり、営業収益が6千4百万円となって増収増益となりました。また、売電 事業は営業収益が2千6百万円となり、ほぼ前年並みとなりましたが、減価償却費等が減少し増益となりました。 以上により、その他の事業の営業収益は9千万円となって前年同四半期に比べ1百万円(1.9%)の増収となりまし た。セグメント利益は3千7百万円となり、前年同四半期に比べ2百万円(6.5%)の増益となりました。

(略)

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