TOYO TIRE/米タイヤ製造子会社「TNA」の生産能力を増強 SCM・製造拠点 2023.06.17 米国タイヤ製造連結子会社における生産能力増強(設備投資)について 当社は、2019年7月12日開催の取締役会において、米国のタイヤ製造連結子会社である「Toyo Tire North America Manufacturing Inc.(以下、TNA)」の生産能力を増強するため、設備投資を行うことを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。 記 1. 生産能力増強の理由 当社は、2017年を起点とした4ヵ年の中期経営計画(中計’17)のもと、タイヤ事業において、北米市場での商品力強化と増販に向けたさらなる体制強化をはじめ、市場動向に応じた商品ミックスの最適化、驚きのある商品を提供する開発力・技術力の進化、ブランド力の向上と効率的な供給体制の構築といったテーマを掲げて事業経営を推進しています。 現在、北米自動車市場では、ピックアップトラックや大型SUV車両の販売が堅調であり、このような車両に装着される意匠性の高い大口径タイヤは、当社が競争優位性を有しています。2020年以降も引き続き、これらのカテゴリのタイヤは堅調な需要拡大と当社への供給期待が見込まれています。こうした市場環境を背景として、今回、昨年末に拡張したTNA新棟建屋のうち、空いている残り半分のスペースに生産設備の導入を実施し、さらに生産能力の増強を図ることを決定しました。 2. 設備投資の内容 ・投資額:約70億円(生産設備) ・用途:生産設備の導入等 ・稼働開始:2021年1月(予定) ・生産能力:年産120万本(乗用車用タイヤ換算) 3. タイヤ製造子会社(Toyo Tire North America Manufacturing Inc.)の概要 ・所在地:アメリカ合衆国 ジョージア州バートゥ郡 ・設立年月:2004年6月 ・事業内容:乗用車用、ライトトラック用ラジアルタイヤの製造 4. 今後の見通し 本件が2019年12月期の連結業績に与える影響は軽微であります。 以上