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日本通運/西日本医薬品センターを着工

物流不動産・施設 2023.06.17

日通、西日本医薬品センターを着工

~医薬品サプライネットワークを構築する国内新設4拠点のうち、2拠点目の地鎮祭を実施~

 当社は、新たな医薬品サプライネットワーク構築の核として新設する国内4拠点(東日本、西日本、富山、九州)のうち、6月3日(月)に地鎮祭を行った九州医薬品センターに続き2拠点目の着工となる西日本医薬品センターの地鎮祭を6月24日(月)に実施しました。
 当社が保有する国内の倉庫では、2017年1月に竣工したTokyo-C-NEXに次いで2番目の規模となります。

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(玉串奉奠を行う齋藤社長) 

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(拠点完成イメージ)

 当社は、医薬品に関するGDP※の日本への導入に伴う医薬品物流の変化に対応し、GDPに基づく品質管理に加え、医薬品供給のBCP対応やドライバー不足への対応を含め、医薬品物流の全体最適を実現する医薬品サプライネットワークを構築することとしています。

 このたび、寝屋川市へ設置する西日本医薬品センターは、着工済みの九州医薬品センターとともに、西日本エリアへの供給拠点としての機能に加え、関西国際空港へのロケーション優位性を活かした原料、原薬の輸入や製品輸出など、国内外の医薬品サプライチェーンを見据えたグローバルレベルでの戦略的拠点として位置付けています。

 九州医薬品センターと西日本医薬品センターの建設開始に引き続き、10月(予定)には東日本(埼玉県久喜市)、その後、富山(富山市、時期未定)の医薬品センターも順次着工予定です。

【西日本医薬品センターの特長】

  • 規範として日本版GDPガイドラインをクリア
  • 安全・確実なオペレーションを確保するため、入荷エリア、保管エリア、出荷エリアを明確に区分し、入荷用と出荷用の専用EVをそれぞれ設置
  • 入出荷作業の際の防虫管理とセキュリティのために、トラックドック、前室、大型エアシャワーを配置
  • 定温、保冷の温度管理に加え、輸出入用の保税エリア、特殊医薬品エリアなどサプライチェーンのあらゆるニーズに対応
  • 保管エリアは温度と湿度を総合監視
  • 災害等に備えた、免震構造および非常用発電設備の設置

【倉庫の概要】

住所 大阪府寝屋川市小路南町701番
敷地面積 32,358.89m2
建築面積 17,280.02m2
延床面積 63,564.79m2
構造 鉄筋コンクリート+鉄骨造地上4階建
設備等 免震構造、非常用発電設備、防虫・セキュリティ設備 他
竣工予定 2020年10月末
  • 「GDP」(Good Distribution Practice:適正な流通基準)
    医薬品の適正な流通基準に関しては、2018年12月28日に厚生労働省から、日本版GDPのガイドラインが発出されている。

◯関連ニュースリリース:https://www.nittsu.co.jp/press/2019/20190108-1.html

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