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京極運輸商事/経常利益は前年比5・6%増(2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

      売上高  営業利益   経常利益  当期純利益

2019年3月期 9,415 5.7  151 9.4    188 5.6   127 8.5

2018年3月期 8,910 6.6  138 △23.0  178 △20.5  117 △25.1

(注)包括利益 2019年3月期  △96百万円 (―%) 2018年3月期  230百万円 (△29.9%)

(略)

(1) 当期の経営成績の概況

当連結会計年度におけるわが国経済は、堅調な企業収益や良好な雇用及び所得環境を背景とした個人消費の 下支えにより、緩やかな景気回復基調で推移いたしました。しかしながら、中国経済の減速や英国のEU離脱 問題、米国の保護主義政策など、世界経済の不確実性が高まってきており、国内経済では、本年 10 月に予定さ れている消費税増税の影響など、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。 物流業界におきましては、国内貨物輸送量の回復はあったものの、ドライバーの雇用情勢に変化は見られず、 労働環境の改善に向けて引き続き厳しい経営環境下にあります。 このような状況下、当社グループにおきましては、営業力強化、業務効率化、人材確保等の様々な経営努力 を続けてまいりました。 石油販売事業における販売平均単価の上昇による増収、貨物自動車運送事業における運賃改定による増収が あり、売上高は9,415 百万円と前連結会計年度と比べ 505 百万円(5.7%)の増収となりました。 次に損益面につきましては、雇用対策に伴う人件費の増加、原油価格の上昇による燃料費の増加、車両代替 計画に伴う減価償却費の増加もありましたが、主要荷主の運賃等の改定が寄与したことにより、営業利益は 151 百万円と前連結会計年度と比べ 13 百万円(9.5%)の増益となり、経常利益は 188 百万円と前連結会計年度と比べ 10 百万円(5.8%)の増益、親会社株主に帰属する当期純利益は 127 百万円と前連結会計年度と比べ 10 百万円 (8.6%)の増益となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

(イ) 石油・ドラム缶等販売事業

石油販売においては、販売平均単価の上昇による増収、ドラム缶等販売においては、大口スポット需要の 獲得及び取引条件の改定により増収となりました。結果として、売上高は4,152 百万円と前連結会計年度と 比べ 277 百万円(7.1%)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は 74 百万円と前連結会計年度と比べ5百 万円(7.5%)の増益となりました。

(ロ) 貨物自動車運送事業

輸送数量の減少はあったものの運賃改定により増収となりました。また、ドライバー雇用対策に伴う人件 費の増加、原油価格の上昇による燃料費の増加、車両代替計画に伴う減価償却費の増加等により、結果とし て、売上高は 3,641 百万円と前連結会計年度と比べ 257 百万円(7.6%)の増収となり、セグメント利益(営業 利益)は 296 百万円と前連結会計年度と比べ 16 百万円(△5.1%)の減益となりました。

(ハ) 港湾運送及び通関事業

主要取引先の輸出入取扱量の減少により減収となりました。また、組織改正に伴う人件費等の削減に努め、 結果として、売上高は 398 百万円と前連結会計年度と比べ 12 百万円(△3.0%)の減収となり、セグメント利 益(営業利益)は 60 百万円と前連結会計年度と比べ 27 百万円(81.9%)の増益となりました。

(ニ) 倉庫事業

取扱量の増加、それに伴う構内荷役作業量の増加により増収となりました。結果として、売上高は 437 百 万円と前連結会計年度と比べ 18 百万円(4.2%)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は 63 百万円と前連 結会計年度と比べ 17 百万円(36.7%)の増益となりました。

(ホ) タンク洗滌・修理事業

工事受注件数は増加したものの、当連結会計年度に終了した工事件数が少なかった事により減収となりま した。結果として、売上高は 787 百万円と前連結会計年度と比べ 34 百万円(△4.1%)の減収となり、セグメ ント利益(営業利益)は 49 百万円と前連結会計年度と比べ 14 百万円(△21.8%)の減益となりました。

(略)

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