東洋水産/冷蔵事業のセグメント利益は前年比20・9%減(2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2019年3月期 401,064 3.2 23,661 △11.2 26,169 △8.4 18,438 0.0
2018年3月期 388,797 1.6 26,652 △9.6 28,571 △8.3 18,431 △11.5
(注)包括利益 2019年3月期 23,124百万円 (50.5%) 2018年3月期 15,361百万円 (△30.4%)
(略)
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、輸出や生産の一部に弱さがみられるものの、雇用・所得環境の改善が続 く中で、各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調で推移しましたが、通商問題の動向が世界経済に与える影響や 海外経済の不確実性、金融資本市場の変動により景気が下振れするリスクも依然として存在しております。 このような状況の中、当社グループは「Smiles for All.すべては、笑顔のために。」という企業スローガンの 下で「食を通じて社会に貢献する」「お客様に安全で安心な食品とサービスを提供する」ことを責務と考え取組む とともに、厳しい販売競争に対応するため、より一層のコスト削減並びに積極的な営業活動を推進してまいりまし た。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は401,064百万円(前年同期比3.2%増)、営業利益は23,661百万円 (前年同期比11.2%減)、経常利益は26,169百万円(前年同期比8.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は 18,438百万円(前年同期比0.0%増)となりました。 なお、当連結会計年度の為替換算レートは111.00円/米ドル(前連結会計年度は、106.25円/米ドル)でありま す。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(略)
〔冷蔵事業〕
冷蔵事業は、2018年3月に操業を開始した平和島冷蔵庫が順調に稼働していることに加え、積極的な営業活動に より、新規及び既存顧客に対する冷凍食品を中心とした取扱いや通関・運送等の付帯業務の取扱いが堅調に推移し ました。その結果、売上高は18,463百万円(前年同期比4.6%増)、セグメント利益は、1月に稼働した埼玉杉戸 物流センター及び神戸物流センターに伴う減価償却費等の増加により1,609百万円(前年同期比20.9%減)となり ました。
(略)