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川西倉庫/経常利益は前年比6・4%増(2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       売上高  営業利益 経常利益  当期純利益

2019年3月期 23,436 4.9  690 17.8  699 6.4   328 △32.5

2018年3月期 22,343 0.7  586 10.4  657 20.2  487 31.6

(注)包括利益 2019年3月期  25百万円 (△95.6%) 2018年3月期  587百万円 (18.1%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業業績の改善に足踏みがみられる中、雇用情勢の改善や個人消費に持 ち直しの動きがみられるなど、緩やかな回復基調で推移いたしました。世界経済においても、概ね回復基調で推移 いたしましたが、貿易摩擦の深刻化や中国経済の先行きが懸念されるなど、先行きは不透明な状況となっておりま す。 このような状況のもと、当社グループは、中期経営計画『Vision2018・明日に向かって』で掲げる、流通加工等 の物流サービスの強化等による既存事業の拡大・強化、新倉庫建設やASEAN地区への投資等の成長に向けた戦 略的投資を行うなど、経営基盤の安定、強化に積極的に取り組んでまいりました。 当連結会計年度においては、国際物流業務での貨物の取扱い、国内物流業務での冷蔵貨物の取扱いがやや軟調に 推移したものの、コーヒー豆や食料品の取扱い、神戸港での港湾運送取扱業務が堅調に推移し、また新たに取得し た運送会社の業績が寄与するなど営業収益、営業利益は前期を上回る結果となりました。経常利益についても、前 期に増加した受取配当金が減少したものの、営業利益の増加により前期を上回る結果となりました。親会社株主に 帰属する当期純利益については、当期に発生した大阪北部地震や台風21号等の影響による災害による損失を特別損 失に計上したこと等により、前期を下回る結果となりました。 その結果、当連結会計年度の営業収益は前期比4.9%増加の23,436百万円、営業利益は前期比17.8%増加の690百 万円、経常利益は前期比6.4%増加の699百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比32.5%減少の328百万 円となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。

①国内物流事業

(倉庫業)

普通倉庫業務はコーヒー豆、食料品等の取扱いが堅調に推移し、入出庫高、保管高とも前期を上回りました。 冷蔵倉庫業務は入出庫高は前期を下回りましたが、保管高は前期を上回りました。

(港湾運送業)

港湾運送業務は、神戸港での港湾運送取扱業務が増加したことにより堅調に推移いたしました。

(貨物運送取扱業務)

貨物運送取扱業務は、貨物の取扱いが増加し、また当連結会計年度から連結子会社1社を加えたこともあり前 期を上回りました。

(その他物流関連業務)

流通加工業務については、新たな選別機械の導入等もあり前期を上回り、手続業務についても輸出入貨物の増 加により前期を上回りました。 その結果、国内物流事業の営業収益は前期比6.2%増加の20,130百万円、セグメント利益は前期比13.2%増加 の1,386百万円となりました。

②国際物流事業

国際物流事業においては、貨物の取扱いが前期に比べ減少したほか、海外現地法人の業績が低調に推移するな ど営業収益は前期を下回り、セグメント利益についても、前期に稼働した海外子会社の新倉庫での経費が嵩むな どなどの要因により、前期を下回りました。 その結果、営業収益は前期比2.3%減少の2,936百万円、セグメント損失59百万円(前期はセグメント利益7百 万円)となりました。 なお、不動産の賃貸事業及び物流資材の販売事業並びに太陽光発電の売電事業等のその他事業は、営業収益は 前期比1.6%増加の436百万円、セグメント利益は前期比2.0%減少の223百万円となりました。

(略)

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