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東陽倉庫/経常利益は前年比19・5%増(2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2019年3月期  決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       売上高   営業利益  経常利益  当期純利益

2019年3月期 28,962 6.7  1,224 20.9  1,517 19.5  1,020 15.4

2018年3月期 27,144 5.0  1,013 15.5  1,269 19.7  884 20.1

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度における日本経済は、雇用情勢や所得環境の改善が続き、個人消費は緩やかに増加し、設備投資も 幅広い業種で増加を続けるなど、緩やかな回復基調で推移しました。 物流業界の貨物取扱量は、国内貨物は、年間を通じて取扱・残高ともに堅調に推移しました。輸出貨物は、米国、 中東向けの完成自動車が増加しました。一方、輸入貨物は、中国からの鉄鉱石、中東からのLNGが増加しました。 このような環境の中、当社グループは、①運送体制と流通拠点の強化による3PL物流の推進、②海外拠点の拡充 を含めたグローバルな業務の強化、③不動産賃貸料等の安定収入の拡大を進めてまいりました。 この結果、営業収益は前年同期と比べ1,817百万円(6.7%)増加し、28,962百万円となりました。営業利益は前年 同期と比べ211百万円(20.9%)増加し、1,224百万円となりました。経常利益は金融収支の改善等により、前年同期 と比べ248百万円(19.5%)増加し、1,517百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期と比べ 136百万円(15.4%)増加し、1,020百万円となりました。 セグメント別の業績は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の 数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

<物流事業>

倉庫業務においては、化学工業品、非鉄金属、化学薬品の取扱いが増加、一方、食料工業品、日用品の取扱いは低 調に推移しました。また、年間を通じて残高は高水準で推移しました。陸上運送業務においても年間を通じて前年を 上回る高水準で推移しました。配送センター業務においては、2018年6月尾張西営業所(愛知県弥富市)、2018年10 月犬山営業所(愛知県犬山市)を相次いで開設し業容の拡大を図りました。 港湾運送業務においては、船内荷役作業が年間を通じて低調に推移しました。国際輸送業務においては、海外現地 法人における取扱い増加、既存荷主への深耕営業、スポット案件が増加したこと等により、年間を通じて堅調に推移 しました。 この結果、営業収益は前年同期と比べ1,766百万円(6.6%)増加し、28,419百万円となりました。

<不動産事業>

不動産事業におきましては、2017年6月に竣工した「テラッセ納屋橋」が期間を通じて稼働しました。また、隣接 する劇場跡地は、かねてより一部を時間貸駐車場等として運営しておりましたが、2018年8月より一部をホテル事業 者に賃貸し全面稼動となりました。 この結果、営業収益は前年同期と比べ50百万円(10.3%)増加し、544百万円となりました。

(略)

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