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シーアールイー/物流施設「ロジスクエア上尾」を竣工

物流不動産・施設 2023.06.17

物流施設「ロジスクエア上尾」竣工

株式会社シーアールイー(代表取締役社長/亀山忠秀 本社/東京都港区)は、埼玉県上尾市において 開発を進めていた物流施設「ロジスクエア上尾」が本日竣工しましたのでお知らせいたします。

「ロジスクエア上尾」は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「桶川北本」インターチェンジか ら約 6.9km、首都高速埼玉大宮線「与野」インターチェンジより約 8.4km に位置し、主要幹線 道路である国道 17 号新大宮上尾道路(幅員 57m)と県道 51 号線に接道し、物流施設としての ロケーションは良好です。「ロジスクエア上尾」は圏央道を通じた広域物流拠点としてのみならず、 都心への配送拠点としても立地優位性が見込まれます。 また、首都高速道路埼玉大宮線「与野」インターチェンジから「ロジスクエア上尾」至近まで 自動車専用道路の延伸事業が着手※1 されており、更なる利便性の向上が見込まれます。 上尾市は、埼玉県の南東部に位置し、人口は 22 万 8,000 人超、世帯数は約 10 万世帯※2 であ り近年増加傾向にあります。周辺エリアに人口集積もみられ、「ロジスクエア上尾」より徒歩 2 分 のバス停を利用して JR 高崎線「上尾駅」まで所要時間約 7 分と通勤利便性も高く、雇用を確保 する上で比較的優位な環境に立地しております。

※1 首都高速道路株式会社発表: https://www.shutoko.co.jp/company/press/h30/data/11/19_shinoomiyaageo/

※2 平成 31 年 4 月 1 日時点(上尾市ホームページより)

「ロジスクエア上尾」は 12,700.54 ㎡の敷地に地上 3 階建て、延べ面積 19,520.75 ㎡の物流 施設で、施設のマスタープランとしては、ワンフロアが約 1,970 坪の 3 階建てで、1 階北側に計 16 台分のトラック接車バースを設け、複数テナントによる分割使用にも対応が可能となってお ります。また、場内出入口は国道 17 号新大宮上尾道路側と県道 51 号線側に計 2 ヶ所のゲート を設け、トラック車両の各方面へのアクセス性の向上を図っております。県道 51 号線からの導 入路とする敷地には、普通乗用車用駐車場及びトラック待機場所等としても利用できるスペース を約 2,200 ㎡確保しており、テナント企業のオペレーション形態に応じて自由な利用が可能とな っております。なお、大型トラックが通行するエリアの舗装には塑性変形抵抗性に優れ、わだち 掘れの発生を抑制する「半たわみ性舗装」を全面採用しており、さらに、「半たわみ性舗装」に 黒色顔料を添加することで誘導ラインなどの視認性を高めることで場内の安全性を向上させ、車 両のタイヤ跡を目立たせないことで舗装面の恒久的な美観維持に寄与します。 倉庫部分の基本スペックとしては、平均照度 300 ルクス以上、床荷重は 1.5t/㎡、有効高さ は各階 6.0m 以上を確保しており、各階 2.5tフォークリフトの走行にも対応しております。外 壁は金属断熱サンドイッチパネル、倉庫内の防火区画壁には耐火断熱パネル※3 を採用し、ブレー ス(筋交い)や間柱をなくすことで保管効率を高める設計となっています。また、防護設備につ いては、強靭性と柔軟性を兼ね備えた特殊ポリマー製のガードポールを採用することで庫内の安 全性を向上させ、視認性が高く耐紫外線にも優れている特長を生かして外部防護にも設置してお ります。 昇降設備については、荷物用エレベーター(積載荷重 4.1t、45m/min)を 2 基、垂直搬送機 2 基を実装することで、階層間の上下搬送や入出荷における効率的なオペレーションを実現させ、 様々な物流ニーズに対応し得る汎用性の高い施設となっております。また、各階に 2 ヶ所の将来 垂直搬送機及びコンベア貫通用床開口を想定した構造設計を採用することにより、テナント入居 時の各階に跨った縦搬送マテハン設備の設置を可能とするなど、テナントのイニシャルコストに 配慮し、あらゆる庫内レイアウトの設定にも幅広く対応することが可能です。 環境対策としては、全館 LED 照明、人感センサー、節水型衛生器具の導入等により CASBEE 埼玉県の A ランク認証及び BELS 評価(★★★★★ファイブスター) ※4 を取得しており、第三者機 関の認証により環境や省エネルギーに配慮した施設であることが評価されております。さらに、 施設内のサインについては、有効高さ、床荷重、照度などの倉庫機能を可視化した親近感のある デザインの採用など働く方々の快適性を高めるための工夫を取り入れております。(下記施設内 写真参照) また、当社開発物件の標準装備である緊急地震速報システムの導入及び AED の設置、さらに 非常用電源供給装置※5 や、万一の火災時における延焼拡大防止対策として自動火災報知設備に断 路器を設置することで、入居テナントの BCP(事業継続計画)への配慮も行っております。

※3 耐火断熱パネルについて 断熱性・耐震性・美観に優れ、倉庫業法で定められた壁強度(2,500N/㎡)を有する耐火断 熱パネルであり、マイナス 10℃帯までの冷蔵冷凍倉庫の間仕切り壁として使用する事も可 能です。

※4 BELS 評価について 国土交通省が推進している建築物の省エネルギー性能を評価・表示する統一的な公的指標 であり、Building Energy-efficiency Labeling System の略語で、最高評価が★★★★★ ファイブスターとなります。

※5 非常用電源供給装置について 停電時にフォークリフトのバッテリーを非常用電源としてコンセントや照明器具に利用で きる装置です。 

■ロジスクエア上尾の概要

施設名称 : ロジスクエア上尾

所 在 地 : 埼玉県上尾市壱丁目、地頭方

敷地面積 : 12,700.54 ㎡(3,841.91 坪)

用途地域 : 準工業地域

主要用途 : 倉庫(倉庫業を営む倉庫)

構造規模 : 鉄骨造 地上 3 階建て

延ベ面積 : 19,520.75 ㎡(5,905.02 坪)

本体着工 : 2018 年 5 月 25 日

竣 工 : 2019 年 4 月 26 日

設計施工 : 鈴与建設株式会社

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