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三井化学/ルーカント新プラントを起工

SCM・製造拠点 2023.06.17

ルーカント(R)新プラント起工式開催

三井化学株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:淡輪 敏。以下、三井化学)は、2019年4月25日、市原工場(千葉県市原市)において、炭化水素系合成油ルーカント(R)を製造する新プラントの起工式を執り行いました。

ルーカント(R)は三井化学が世界で初めて商品化した高性能炭化水素系合成油です。粘度の温度依存性が小さく、剪断安定性・熱化学的安定性に優れている等の特長を活かして、主に潤滑油の粘度調整剤として自動車ドライブラインのギア油、工業用潤滑油並びにグリースを含む極めて高い水準での品質が求められる用途に採用されており、主要な自動車メーカーや潤滑油メーカーに認証されています。

ルーカント(R)は世界的な低環境負荷(省燃費、長寿命)ニーズの拡大のもと、潤滑油添加剤パッケージ最大手のThe Lubrizol Corporation(以下、ルーブリゾール)のAdditives Segment(Segment President:Tom Curtis)との戦略提携により、潤滑油産業向けの販売を拡大しています。製品の安定的な供給能力の確保と更なる事業強化を目的に、この度生産能力を増強し、三井化学、ルーブリゾール両社でルーカント(R)事業の更なる拡大・成長を図ります。

<新プラント概要>

・製品: 炭化水素系合成油

・商標: ルーカント(R)

・立地: 三井化学 市原工場内

・スケジュール: 2021年2月営業運転開始(予定)

以上

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