共同印刷/ジャカルタ近郊に新工場を建設 SCM・製造拠点 2023.06.17 現地法人PT. Arisu Graphic Primaの新工場建設に着手、ジャカルタ近郊に2019年12月完成予定 共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森康彰)は、4月18日、インドネシア共和国の現地法人 PT. Arisu Graphic Prima(以下、アリス社)の新工場建設に着手しました。 ジャカルタ工場(イメージ) 当グループのチューブ事業は歯磨き向けを中心に順調に拡大しています。近年は化粧品向けチューブの拡販にも注力し、国内はもちろん、個人消費の伸長に伴い高品質チューブ容器の需要増が見込まれる東南アジア市場の深耕に取り組んでいます。このたび、その一環として、当グループの一員としてインドネシアでラミネートチューブの製造を中心とした事業を展開するアリス社の新工場建設に着手しました。 新工場では、主に化粧品向けの高品質ラミネートチューブを製造します。製造環境は日本と同等のクラス10万~30万※のクリーンルーム仕様とし、品質管理も日本と同水準で徹底して行います。環境面・品質面で最新鋭のラミネートチューブ製造工場という優位性を生かし、日系、欧米系、そしてインドネシアの化粧品メーカーはもちろん、医薬品や食品メーカーからの受注拡大をめざします。 なお、建設地のカラワン県カラワン工業団地は、日系および欧米系の化粧品・医薬品・食品メーカーが拠点を置くジャカルタ近郊に位置しており、物流面でも適した立地です。 当社は、東アジア地域の営業活動拠点である共印商貿(上海)有限公司、ベトナムにおける製造拠点 KYODO PRINTING (VIETNAM) CO. LTD.と連携して、東アジア・ASEAN地域におけるネットワークのさらなる強化をめざします。なお、新工場(アリス社 ジャカルタ工場)は2019年12月に竣工し、2020年1月から稼働を開始する予定です。 ※ 1フィート立方中(28.8リットル)にある0.5ミクロン以上の微粒子の数で表す清浄度の指標。数字が小さいほどゴミのない空間であることを示す。(例:クラス10万…1フィート立方中にある0.5ミクロン以上の微粒子が10万個以下) 【アリス社 ジャカルタ工場 建設工事(第一期)の概要 】 工場名 PT. Arisu Graphic Prima ジャカルタ工場 建設予定地 インドネシア共和国カラワン県カラワン工業団地(KIIC)内 建設日程 2019年4月着工、2019年12月完成予定 建物概要 鉄筋コンクリート造2階建 建築面積 2,438㎡(約737坪) ※延床面積2,963㎡(約896坪) 製造品目 ラミネートチューブ容器 投資額 約3.8億円(工場建設費含む) 設計・施工 PT. KAJIMA INDONESIA(カジマ・インドネシア) ※ 工事は二期に分けて実施します。(第二期工事については計画中)