物流ニュース

中国における業務用卸合弁会社設立のための意向書締結に関するお知らせ

株式会社日本アクセス(所在地：東京都品川区、代表取締役社長：佐々木淳一、以下：当社)は、 上海易果電子商務有限公司（所在地：中国上海、董事長：張曄、以下：上海易果）と、本日、 合弁会社設立に関する意向書を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせします。

記

１．背景および目的

当社は第 7 期中期経営計画において海外事業を戦略事業と位置付け、事業拡大の施策として 「中国業務用卸事業の確立」を掲げています。現在、中国の外食市場は 67 兆円（日本は 25 兆円） を超え、年率 10％で成長しています。また、市場においては「チェーン化」が急速に進み新たな ニーズや商機が増大しています。 このような市場の変化やニーズをとらえ、当社は日本の外食チェーン向けに展開している商物 一括供給ビジネスモデルの卸事業を中国の外食市場に導入することを検討してまいりました。 このたび、現 地 パ ート ナ ー で ある ア リ ババ グ ル ー プ傘 下 の 上海 易 果 と 、合弁会社 「上海雲象餐庁供応鏈有限公司（仮）」の設立に関する意向書を締結いたしました。 「上海雲象餐庁供応鏈有限公司（仮）」においては、当社が日本で運営する「アクセス業務用 市場開発研究会（AG 研）」等のリソースを活用した商品開発ならびに日本の外食チェーンの 中国進出をサポートする機能強化を進め、2030 年に売上高 4,000 億円を目指します。また、 本意向書締結により、当社は新たな市場への参入と事業領域の拡大を図り、合弁会社が中国に おける外食向けサービスプロバイダーのリーディングカンパニーとなるよう取り組んでまいり ます。

２．合弁会社概要

名 称 上海雲象餐庁供応鏈有限公司（仮）

主な事業内容

業務用卸、外食チェーン向け食材一括供給

設立年 月 2019 年 6 月予定

所 在 地 上海市長寧区金鐘路 999 号

代 表 者 董事長 金 光磊

資 本 金 5 百万人民元（約 85 百万円）

従業員 数 20 名 大 株 主

構 成 上海易果 70％、日本アクセス 30％ および持株比率

３．当事者の概要

（１）上海易果

名 称 上海易果電子商務有限公司

主な事業内容

生鮮青果を中心に加工食品等の EC 取引及び小売

設立年 月 2007 年 2 月

所 在 地

上海市長寧区金鐘路９９９号

代 表 者 董事長 張 曄

資 本 金 36,104 千人民元（612 百万日円）

従業員 数 約 1,000 名

大 株 主 構 成 アリババグループ 35.31％、張曄 13.94％ほか および持株比率

（２）日本アクセス

名 称 株式会社日本アクセス

主な事業内容

加工食品、生鮮・デリカ食品等の総合食品卸売業およびロジスティクス事業

設立年 月 1993 年 10 月

所 在 地 東京都品川区西品川一丁目 1 番 1 号

代 表 者 代表取締役社長 社長執行役員 佐々木 淳一

資 本 金 2,620 百万円

従業員 数 3,824 名（2018 年 3 月末時点）

大 株 主 構 成 伊藤忠商事株式会社 100％ および持株比率

４．合弁会社設立に関する意向書

締結日 2019 年 4 月 8 日

５．お問い合わせ先

広報・ＣＳＲ推進室 広報課 電話番号 03－5435－5674

外食流通営業部門 企画統括部企画統括課 電話番号 03－5435－5913