日本貨物鉄道/人事制度の改正 人事・組織 2023.06.17 人事制度の改正について 当社は、「JR貨物グループ 中期経営計画2021」において、「社員が生き生きとし、仕 事のやりがいにつながる『新人事賃金制度』を導入」することとし、検討を重ねてきました。 このたびその内容が決定し、実施することになりましたので、以下のとおりお知らせいたします。 当社は、時代が大きく変化していることに今後も対応し、持続可能でさらなる発展を遂げるた めに人事制度の見直しを進めてまいります。 1.人事制度の改正の目的 ○ 社員が安心して生き生き伸び伸びと力いっぱい働くことができ、仕事のやりがいと自分 の成長を感じられる会社にすること。 ○ 学歴にとらわれず、地域、職種についても本人の意思・努力で選択する機会を得ることが できる会社にすること。 ○ 公正な評価により、きちんとまじめに働く社員が報われる会社にすること。 2.制度改正の概要 (1)等級制度 社員の希望する仕事の実現、また能力、実績等を反映し、より社員の成長を支援するキャ リアパスを実現します。 また組織上の役割と等級の対応を明確にし、これまで以上に社内の役割認識や昇進の動 機付けを行います。 そのための職群・等級を以下のとおり新設します。 新職群:プランナー・エキスパート・プロフェッショナル 新等級:キャプテン・インストラクター・レギュラー・ビギナー (2)評価制度 社員としての重要な価値観、行動、能力等を評価基準として社員に提示し、社員との面談 で振り返ることにより、社員の成長を促進しつつ、社員のやりがいにつなげるための評価制 度を以下のとおり新設します。 新評価制度:①役割行動評価(全社員)、業績評価(プランナー・エキスパート職群) ②評定会議の新設及び本人へのフィードバックの実施 (3)賃金制度 役割や職務に応じた給与体系を基本とし、これまで以上に、会社貢献や職務・実績等に応 じた処遇が実現する。初任給の変更、55歳以降も含めた昇給制度導入、住宅補助金の拡充 を行います。 (4)退職手当制度 退職までの社員の成長や努力などを考慮し、勤続年数に加えて、等級の経過年数も退職手 当に反映させます。 (5)定年後再雇用制度 退職後の生活設計により、働き方が選択できるよう休日数の違いで2つのコースを設置 します。複数年契約を可能にすることにより、年金を受け取るまで安心して働ける環境を整 えます。 3.制度改正日 2019年(平成31年)4月1日