国土交通省/「ASEANスマートコールドチェーン構想」を実現 物流全般 2023.06.17 「ASEANスマートコールドチェーン構想」の実現にむけて~オールジャパンで取り組むビジョン及び戦略を策定~ 平成31年3月8日 国土交通省は、ASEANにおけるコールドチェーン物流の需要を確実にとらえ、我が国の経済成長につなげるため、我が国物流事業者や物流機器メーカー、関係省庁・機関とともに、オールジャパンで取り組むべきビジョン及び戦略を策定しました。 近年、ASEANでは、所得の向上に伴い食生活が多様化し、流通段階における温度管理を伴うコールドチェーン物流の需要が高まっています。 ASEANにおいて、我が国物流事業者及び物流機器メーカーが、我が国の物流システム、規格・基準及び技術を有機的に活用した、高品質で環境に優しいコールドチェーン(スマートコールドチェーン)を実現し、確実にその需要を捉えるためには、官民挙げたオールジャパンでの取組が重要です。 そのため、関係省庁、関係機関、物流団体及び物流事業者等で構成された「ASEANスマートコールドチェーン構想」検討会(事務局:国土交通省)において、昨年7月より議論を重ね、「ASEANスマートコールドチェーン構想におけるビジョン及び戦略」を取りまとめました。 同ビジョン及び戦略においては、「高付加価値な貨物需要の創出」、「我が国事業者の優位性確保のための基盤整備」、「新たなビジネス創出支援」、「新技術の活用」の4つのビジョンのもと、これらビジョンを実現するための戦略を策定しています。 同ビジョン及び戦略は、ASEAN10ヶ国における今後5年間の共通的な取組として策定しており、なかでも、最も力強くコールドチェーン物流を推進すべき重点国として、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシアの5ヶ国を選定し、我が国関係省庁・機関のそれぞれの政策ツールや支援ツールを有機的に結合させ、日本式コールドチェーン物流を戦略的に展開していくこととしています。 ※ 別紙 : 「ASEANスマートコールドチェーン構想におけるビジョン及び戦略」 ※ 参照 : 「ASEANスマートコールドチェーン構想」検討会 議事概要 ・ 資料 → http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/seisakutokatsu_freight_tk1_000018.html 添付資料 報道発表資料(PDF形式) 別紙 : 「ASEANスマートコールドチェーン構想におけるビジョン及び戦略」(PDF形式)