イー・ロジット/Amazon FBA 対応スピードの納品サービスを提供開始 通販物流 2023.06.17 Amazon FBA 対応スピード納品サービス提供開始のお知らせ 通販物流(EC,ネットショップ,カタログ通販,テレビショッピング)の代行、改善などの物流コンサルティング、物流システム開発・導入を行う株式会社イー・ロジット(本社:東京都千代田区、代表取締役:角井亮一)は、この度「Amazon FBA 対応スピード納品サービス」の提供を開始します。 このサービスでは、当社物流センター内で使用する倉庫管理システム(以下WMS)及びAmazon セラーセントラルで扱う納品プランデータを、Amazon マーケットプレイスWeb サービス(以下Amazon MWS)のAPIを利用して自動連携します。 これにより、Amazon が提供する商品の保管・配送代行サービスのフルフィルメントby Amazon(以下FBA)に対応した「商品ラベル」と「配送ラベル」を当社物流センター側で自動出力できるようになります。 さらに、FBA の活用にあたりAmazon フルフィルメントセンター(以下Amazon FC)に納品される各段ボールに入っている商品とその個数情報(以下CLI: Carton Level Information)を、Amazon MWS を利用して自動連携することで、Amazon FC へのよりスピーディーな納品が可能となります。 【各種データ連携の経緯】 昨今、EC 業界の成長にともない、販売事業者様の販路においてはインターネット上の自社サイトと呼ばれる独自サイトでの販売から各種EC サイトへの出品・出店まで多岐にわたっており、そのひとつの代表的な出品先として、Amazon が挙げられます。 当社委託の荷主企業様においても、自社サイトでの販売に加え、FBA を利用するためにAmazon へ出品される企業が多いことから、当社でも従来からFBA への納品代行サービスを提供しております。 しかし、荷主企業様で行うFBA への出荷指示及び、「商品ラベル」と「配送ラベル」の手配作業が負担になっていることや、Amazon FC へ出荷するまでのリードタイムが発生していた背景があり、この度、荷主企業様の作業軽減及び、リードタイム短縮のご要望に応えるかたちで、「Amazon FBA 対応スピード納品サービス」の提供を開始しました。 今後は既存の荷主企業様へのサービス提供に加え、FBA のご利用を検討しているお客様に向けてサービスを訴求する予定です。 【各種データ連携によるメリット】 1・作業効率の向上従来まで、荷主企業様側ではAmazon セラーセントラルにて商品情報とWMS への出荷指示情報をそれぞれ登録した後に、当社物流センター側に「商品ラベル」と「配送ラベル」をPDF データで送る必要がありました。 この度、Amazon セラーセントラルとWMS がAPI 連携することにより、「商品ラベル」と「配送ラベル」をWMS で出力することが可能になるため、当社物流センター側へ個別にメールでPDF データの「商品ラベル」と「配送ラベル」を送る作業が不要となり、荷主企業様側での作業が軽減されます。 2・出荷リードタイムの短縮Amazon FC へのよりスピーディーな納品に対応している為、納品不備が無ければ、通常のAmazon FC での受領に比べ、約40%受領スピード早くなるため、Amazon サイト上での販売開始を早めることが可能となります。 3・出荷指示における人的ミスの軽減Amazon セラーセントラルとWMS の出荷指示データが連携しているため、WMS の出荷指示伝票とAmazonFC への「商品ラベル」が一緒に出力されます。 そのため、伝票の突き合わせ漏れなどの人的ミスが軽減されます。また、出荷作業の工程においては、当社物流センター内で行っているデジタル検品で、元々の商品ラベルとAmazon FC で必要な「商品ラベル」をスキャン照合することにより、ラベルの貼り間違いを防ぐ仕組みも導入しております。 また、梱包工程ではよりスピーディーな納品を実現するために必須であるCLI の登録を行います。