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福山通運/経常利益は前年比52・3%増(平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成31年3月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           売上高   営業利益   経常利益  当期純利益

31年3月期第3四半期 216,113 7.3  17,431 49.8  19,451 52.3  13,209 57.5

30年3月期第3四半期 201,412 4.6  11,636 23.7  12,773 18.8  8,386 3.3

(注)包括利益 31年3月期第3四半期 10,258百万円 (△29.8%) 30年3月期第3四半期 14,615百万円 (32.3%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米中貿易摩擦などによる世界経済への不透明感の高まりが懸 念されるなか、企業収益は底硬く推移し、個人消費や設備投資、公的需要などの内需が下支えしたことにより、緩 やかな回復基調で推移いたしました。 貨物自動車運送業界におきましては、貨物輸送量は小幅ながら増加傾向で推移いたしましたが、慢性的な労働力 不足に加え、労働環境の改善、交通安全対策など多くの課題を抱え、依然として厳しい経営環境が続いておりま す。 このような状況のもと当社グループにおきましては、企業間物流におけるサービス品質の強化と適正な運賃・料 金の収受に努め、生産性の向上を目指した営業活動に取り組んでまいりました。 以上の結果、売上高は2,161億13百万円(前年同四半期比7.3%増)、営業利益は174億31百万円(前年同四半期 比49.8%増)、経常利益は194億51百万円(前年同四半期比52.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は132 億9百万円(前年同四半期比57.5%増)となりました。 これらをセグメント別に見た事業の概況は次のとおりであります。 なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分方法の見直しを行っており、以下の前年同四半期比 較については、前年同四半期の数値を変更後の報告セグメントの区分方法に基づき、組み替えた数値で比較してお ります。 運送事業におきましては、10月に大分杵築営業所(大分県)と11月に北海道滝川営業所(北海道)を開設し、輸 送品質向上のための拠点整備に取り組み、お客様のさらなる利便性の向上に努めてまいりました。また、運賃・料 金の見直しを推進するとともに企業間物流における特異性をより明確にするため、多様な輸送力を確保し輸送品質 と生産性の向上に取り組んでまいりました。 以上の結果、売上高は1,906億18百万円(前年同四半期比7.6%増)、営業利益は162億80百万円(前年同四半期 比57.9%増)となりました。 流通加工事業におきましては、新規案件の開拓に積極的に取り組むとともに、既存荷主の料金改定による収益性 の改善に努めてまいりました。 以上の結果、売上高は129億52百万円(前年同四半期比5.9%増)、営業利益は17億62百万円(前年同四半期比 4.5%増)となりました。 国際事業におきましては、ASEAN域内でのクロスボーダートラック輸送ルートの拡大を継続的に行ってまい りました。また、中国・東南アジアからの輸入貨物取扱量が堅調であったことにより、通関事業も好調に推移いた しました。 以上の結果、売上高は68億38百万円(前年同四半期比12.6%増)、営業利益は4億73百万円(前年同四半期比 21.2%増)となりました。 その他事業におきましては、賃貸施設の一部返却などもあり不動産等賃貸業は振るいませんでした。 以上の結果、売上高は57億3百万円(前年同四半期比4.3%減)、営業利益は19億63百万円(前年同四半期比 12.1%減)となりました。

(略)

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