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センコーグループホールディングス/経常利益は前年比19・3%増(平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成31年3月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           売上高    営業利益   経常利益  当期純利益

31年3月期第3四半期 400,565 7.4  15,794 18.3   16,065 19.3  9,552 28.5

30年3月期第3四半期 373,008 8.5  13,346 △6.5  13,466 △6.7  7,435 △2.7

(注)包括利益 31年3月期第3四半期 9,510百万円 (△10.0%) 30年3月期第3四半期 10,562百万円 (10.3%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間(平成30年4月1日~平成30年12月31日 以下「当第3四 半期」)における日本経済は、雇用・所得環境や企業収益に改善がみられるなど、回復基調で推 移いたしました。海外経済も総じて緩やかな回復が続きましたが、米中の貿易摩擦の拡大、英国 のEU離脱影響への懸念など、先行きについては不透明な状況が続きました。 主要事業の物流業界では、消費関連および生産関連貨物を中心に荷動きは堅調に推移いたしま した。 このような中、当社グループは中期経営5ヵ年計画「センコー・イノベーションプラン 2021(SIP21)」の2年目として、「事業領域の拡大」、「生産体制の強化」、「収益 力の強化」などに取り組んでおります。 当第3四半期の主な取り組みは、以下のとおりであります。 「事業領域の拡大」では、センコー株式会社が4月に「東富士PDセンター」(静岡県富士 市)、5月に「流山ロジスティクスセンター」(千葉県流山市)、8月に「古河PDセンター」 (茨城県古河市)と「加須PDセンター2号倉庫」(埼玉県加須市)、11月には「湖東倉庫」 (滋賀県東近江市)をそれぞれ稼働いたしました。 なお、加須PDセンター2号倉庫は、センコー株式会社と株式会社ランテックが共同運営する 初の3温度帯センターです。 また株式会社ランテックが、4月に「大阪支店南港センター」(大阪市)を稼働させるととも に、「福岡支店センター」(福岡県糟屋郡)を増床し、12月には「京浜支店かわさきファズセ ンター」(川崎市)を開設いたしました。 海外では、上海扇拡国際貨運有限公司が5月に「青浦(チンプー)物流センター」(中国・上 海市)を、11月には中外運扇拡国際冷鏈物流(上海)有限公司が「北京物流センター」(中 国・北京市)を稼働いたしました。 またタイでは、大手外食チェーングループの「MK Restaurant Group Public Company Limited」との合弁会社である「M-Senko Logistics Co., Ltd.」が7月から営業を開始いたしま した。さらに9月、タイを拠点に航空・海上輸送事業などを行う「Best Global Logistics Co., Ltd.」をグループに迎え、アセアン地域での事業強化を図っております。 「生産体制の強化」では、「アームロボット」や「無人フォークリフト」などの最新技術を導 入し、物流センター内の省人化・機械化を積極的に進めております。4月に研究開発などを進め る「AI化プロジェクト」と「ロボティクスプロジェクト」を設置し、7月には次世代技術の開 発・システム販売などを行う「イノバテックスタジオ株式会社」を設立するなど、省人化・機械 化の取り組みを加速させております。 また、4月にセンコー株式会社の海運事業を承継した「センコー汽船株式会社」が営業を開始 し、海運事業の拡大を図っております。 モーダルシフトでは、長距離輸送をトラックから鉄道や船舶に転換した取り組みが評価され、 日本物流団体連合会から6月に「物流環境大賞」と3件の「物流環境特別賞」を、11月に4件 の「モーダルシフト取り組み優良事業者賞」を受賞いたしました。 「収益力の強化」では、間接業務の効率化、物流現場での生産性向上などに取り組んでおりま す。

(略)

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