マルハニチロ/物流事業の営業利益は前年比2・2%増(平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 31年3月期第3四半期 715,159 1.0 20,046 △8.8 23,478 △6.5 17,285 10.1 30年3月期第3四半期 708,398 4.9 21,991 △13.7 25,101 △4.7 15,702 △5.8 (注)包括利益 31年3月期第3四半期 15,499百万円 (△25.5%) 30年3月期第3四半期 20,792百万円 (64.0%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢が改善するなかで所得環境も改善傾向にあります。 企業収益も全般的に堅調に推移しておりますが、海外に目を向けると米国と中国の深刻な貿易摩擦問題は悪化の 一途を辿っており、世界経済全体への悪影響も懸念されます。 当社グループ関連業界におきましては人手不足が一層深刻化しているうえ、原材料価格の上昇もあり、依然とし て予断を許さない状況が続いています。 このような状況のもと、当社グループでは中期経営計画「Innovation toward 2021」の基本方針である「企業価 値の向上と持続的成長」の実現のため、「収益力の更なる向上」「成長への取り組み」「経営基盤の強化」を推進 する一方、コーポレートブランディング活動にも継続的に取り組んでまいりました。 当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は715,159百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益 は20,046百万円(前年同期比8.8%減)、経常利益は23,478百万円(前年同期比6.5%減)、親会社株主に帰属する四 半期純利益は17,285百万円(前年同期比10.1%増)となりました。 各セグメントの業績は次のとおりであります。 なお、第1四半期連結会計期間より、一部の事業につき、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同 四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。 (略) 物流事業 物流事業は、9月に発生した台風21号の被害により、関西地区において一定期間営業を停止せざるを得なくなり ましたが、首都圏をはじめとするその他の大都市圏では、旺盛な保管需要を取り込みました。 当第3四半期連結累計期間においては、燃料調整費の上昇等に伴う動力費の増加や、労務コストの増加、平和島 物流センターの新規稼働に伴う賃借料の増加等があったものの、積極的な集荷活動による取扱貨物の増加により、 売上高は12,496百万円(前年同期比3.3%増)、営業利益は1,528百万円(前年同期比2.2%増)となりました。 (略)