ヤマトグローバルロジスティクスジャパン/「東京グローバルロジゲート」を大田区京浜島に竣工 物流不動産・施設 2023.06.17 海外と日本を結節する海上輸送の玄関口「東京グローバルロジゲート」を大田区京浜島に竣工 ヤマトホールディングス株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長 山内 雅喜 以下YHD)傘下のヤマトグローバルロジスティクスジャパン株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長 金井 宏芳 以下YGL)は、海外と日本を結節する海上輸送の玄関口となる「東京グローバルロジゲート」を1月25日に東京都大田区京浜島に竣工いたします。なお竣工式典は、稼働開始時期に合わせて3月に実施する予定です。 記 1.背景 世界の海上荷動量が年平均約4%の伸び率で拡大傾向※1にある中で、日本発着の海上貨物貿易額も前年比112%と増加しており、2020年に向け、特に東京を中心とした海上貨物は今後ますます増加することが予測されます。また近年のグローバル化・ボーダレス化により取引先・生産拠点が世界各地に分散することで流通が複雑化し、グローバル展開する企業にとって「物流の最適化」が大きな経営課題となっています。こうした中で物流施設としては、保管型の倉庫のみならず、集配送や流通加工を含めた「施設の多機能化」が求められる傾向※2にあります。 このようなニーズに対応するため、お客さまのグローバルなサプライチェーンにおける「物流の最適化」に貢献してきたYGLは、この度、大型物流拠点「東京グローバルロジゲート」を竣工し、ここにフォワーディング、通関、流通加工等の各機能を集約することで、今後さらに増加が予想される荷物量と多様化していくニーズにも対応していきます。 ※1:国土交通省「物流を取り巻く現状について」平成29年2月 P42http://www.mlit.go.jp/common/001173035.pdf ※2:国土交通省「物流を取り巻く現状について」平成29年2月 P18http://www.mlit.go.jp/common/001173035.pdf 2.東京グローバルロジゲートについて (1)特長 [1] 立地上の優位性とヤマトグループ内機能の連携によりリードタイムと物流コストの削減を実現 東京グローバルロジゲートの近隣には、東京港(大井コンテナー埠頭)や東京国際空港(羽田空港)、JR貨物の東京貨物ターミナルが4km圏内にあります。また、ヤマトグループのスピード輸送ネットワークと高付加価値機能を融合したグループ最大の総合物流ターミナル「羽田クロノゲート」とは約2km、特殊梱包等でお客さまの本業特化を支援するヤマトパッキングサービス株式会社の「京浜島流通トリニティセンター」とは隣接した絶好の立地を活かし、高効率かつ高品質な物流を実現します。 [2] 保税蔵置場の設置(申請中) 輸入時に通関業務を行わずに保税状態のまま、施設内で検品・ラベル貼り等の流通加工作業を行うことができるため、お客さまの輸送コストやリードタイムの短縮に貢献します。 [3] 高セキュリティ 当施設ではエリアごとに適切なセキュリティ基準を設定し、これに合わせ多数の防犯カメラや24時間有人警備を配備しているため、高いセキュリティを必要とする商材に適した、安心・安全な取り扱いが可能です。 (2)施設概要 施設名称 東京グローバルロジゲート 所在地 東京都大田区京浜島1-3-3 敷地面積 10,896.17 m² 延床面積 19,931.07 m² 構造・規模 耐火建築物、地上4階建て(倉庫3層) 作業設備 恒温恒湿保管庫(2階の一部)空調施設(4階)、防犯カメラ・24時間有人警備、入退室セキュリティ管理 提供サービス CFS、ロジスティクス、海外引越、美術品輸送・収蔵 稼働開始日 2019年3月5日(火)予定 図1:東京グローバルロジゲート完成予定図 (3)立地 東京グローバルロジゲートの近隣には、東京港(大井コンテナー埠頭)や東京国際空港(羽田空港)、JR貨物の東京貨物ターミナル等の物流施設が4km圏内にあります。またヤマトグループ最大の多機能物流施設「羽田クロノゲート」も約2kmの距離にあります。 図2:東京グローバルロジゲートと周辺施設の所在地