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商船三井ロジスティクス/メキシコ・中央高原バヒオ地区に新倉庫開業

物流不動産・施設 2023.06.17

メキシコ・中央高原バヒオ地区に新倉庫開業、イラプアト支店を移転

商船三井ロジスティクス株式会社(代表取締役社長:東郷修平、東京都千代田区)のメキシコ法人・MOL Logistics(Mexico)S.de.R.L. de.C.V.は昨年12月10日、同国中央高原バヒオ(Bajio)地区に新たな自営倉庫「イラプアト・ロジスティクスセンター」を開業、併せてイラプアト支店事務所を同倉庫内に移転しましたので、お知らせ致します。

バヒオ地区はメキシコシティの北側、日産自動車が進出しているアグアスカリエンテス州、ホンダ、トヨタ、マツダ等が進出しているグアナファト州を含む6州にまたがるメキシコ中央高原の盆地地域に位置します。同国260の主要工業団地の内55か所が同地区に集積しており、同国進出日系自動車関連企業1,182社の内、過半数の630社(※2017年10月現在、出典:メキシコ工業団地協会AMPIP HP)が同地区に拠点を構えています。そのため原料・部品保管の物流ニーズが高く、今後も旺盛な倉庫需要が見込まれています。

当社メキシコ法人はこれまで同地区に於いては協力会社の倉庫を利用してきましたが、倉庫保管並びに付帯する航空・海上フォワーディング業務に於いてより付加価値の高いサービスを提供するべく、自社倉庫の運営を決定しました。

イラプアト・ロジスティクスセンターはバヒオ地区の中心部、イラプアト幹線道路沿いのカストロデルリオ工業団地内に在り、面積約2,200m2の新築物件です。一般貨物のみならず危険品の保管(※1)や、引っ越し荷物の長期保管にも対応可能です。引っ越し荷物については同倉庫を利用することで配送日の調整がよりスムーズになります(※2)。当社は、同倉庫と2017年開業のモンテレー・ロジスティクスセンター(10,000m2)とのシナジーにより、お客様ごとに異なる様々なニーズに最も適した物流を提案します。窓口1本にて、お客様のお客様所在地(最終配送先)に合わせた最適な保管場所を提案、提供します。
(※1:危険品のClassにより対応が異なりますので、MSDSによる事前確認が必須となります。)
(※2:提供先パートナーの拠点(Guadalajara/San Luis Potosi/Queretaro/Mexico city)を補完します。)

当社メキシコ法人は 2004 年3 月設立、モンテレーに本社を置き、イラプアト支店、メキシコシティ事務所の3拠点を運営しています。航空・海上フォワーディング、ディストリビューション、生産設備や周辺部材の据付・組立補助、海外引越等、幅広い物流サービスを展開しており、米墨間クロスボーダー輸送では米国現地法人との協業により自社トレーラーを保有・運行し、日系フォワーダーでは最長となる四半世紀超の実績を有しています。今後もこれらサービスを組み合わせ、自動車産業を中心に需要旺盛なメキシコ国内物流への取り組みをより一層強化し、お客様のあらゆる物流ニーズにお応えしてまいります。


施設・倉庫概要

名称 MOL Logistics(Mexico)S.de.R.L. de.C.V., Irapuato Logistics Center / Irapuato Branch
所在地 Av. Rio Mississippi 332 Module 2-5, Parque Tecnoindustrial Castro del Rio, 
Irapuato, GTO, Mexico C.P. 36810
建築年 2018年
面積 総面積2,228.84平方メートル(倉庫部分:2,127.44m2、事務所部分:101.4m2
倉庫概要 トラックドック:4 Loading docks with leveler
フォークリフトランプ:4
耐荷重量:1平方メートル当たり3.5トン
天井高:6.23メートル(手前)~7.78メートル(奥)
営業開始 2018年12月10日

写真:MOL Logistics (Mexico) S.De.R.L. De.C.V., Irapuato Logistics Center


外観

内観、及び商品管理エリア

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