NEWS

物流ニュース

豊田通商/高速道路におけるトラック隊列走行の 後続車無人システム(後続車有人状態)の公道実証を開始

物流システム 2023.06.17

国内初、高速道路におけるトラック隊列走行の 後続車無人システム(後続車有人状態)の公道実証を開始

豊田通商株式会社(以下、豊田通商)は、経済産業省から「高度な自動走行システムの社会実装に向けた研究開発・実証事業:トラックの隊列走行の社会実装に向けた実証」を、2016年度から2018年度まで受託し、トラック隊列走行に関する研究開発などを進めています。
本実証の一環として、2019年1月22日から新東名高速道路において、国内初となる後続車無人システム(後続車有人状態)のトラック隊列走行の公道実証を開始します。

豊田通商は、経済産業省および国土交通省が「未来投資戦略2018(2018年6月15日閣議決定)」に基づき、移動革命の実現に向けた主な取り組みの一つである高速道路でのトラック隊列走行を実現するための実証事業を推進しています。政府は、早ければ2022年の商業化に向けて、2020年に高速道路(新東名)での後続車無人での隊列走行を技術的に実現することを目指しています。

これまで、後続車無人システムの開発を進めテストコースでの検証を重ねてきましたが、このたび、2019年1月22日から2月28日までの間、新東名高速道路において、トラック隊列走行の後続車無人システム(後続車有人状態)の公道実証を実施します*2。

2018年度の公道実証では、最大3台のトラックが、時速70キロメートルで車間距離約10メートルの車群を組んで走行します*3。安全確保の観点から、全ての車両にテストコースで経験を積んだドライバーが乗車します。

実走行環境において、これまで開発してきた後続車無人システムの実現に向けて必要な機能が、設計通りに作動することを確認するとともに、トラック隊列が周辺走行車両の乗員からどのように認識されるか(被視認性、印象など)、トラック隊列が周辺走行車両の挙動(追い越しなど)に及ぼす影響なども確認します。

Translate »