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メディパルホールディングス /連結子会社(アトル)の 「南九州ALC」を稼働

物流不動産・施設 2023.06.17

連結子会社(株式会社アトル)の 「南九州ALC」稼働に関するお知らせ

当社連結対象の完全子会社である株式会社アトルは、この度「南九州物流センター」を改築し、 新たに「南九州ALC※」として2018年11月24日より稼働させることとなりましたので、 下記のとおりお知らせいたします。

※ALC(Area Logistics Center):医療用医薬品や医療材料等を扱う高機能物流センター

1.改築の趣旨

当社グループでは、安全・安心・ローコストを追求した新しい流通体制を構築するべく、 ALCの全国への拡大を順次進めております。 現在、ALCは全国に9拠点あり、高機能な物流サービスを多くの医療機関や調剤薬局等にご 利用いただいております。 南九州ALCは、グループ10拠点目のALCとして、マテハン機器や棚レイアウトを刷新す る改築を実施した上で、高性能ピッキングカートを導入し、出庫精度の高いお得意様別仕分けを 実現します。これにより九州全域に高機能物流の提供が可能となります。 また万全の災害対策を施すことで、お得意様に安全・安心かつ効率的に医療用医薬品や医療材 料等をお届けし、地域社会に貢献してまいります。

2.南九州ALCの概要

(1)名 称 株式会社アトル「南九州ALC」 (旧名称:株式会社アトル「南九州物流センター」)

(2)所 在 地 鹿児島県霧島市国分敷根300

(3)敷地面積 11,607㎡(3,511坪)

(4)延床面積 8,047㎡(2,434坪)

(5)構 造 鉄骨造、地上2階建 2 3.南九州ALCの特長

(1)医薬品・医療材料・医療機器・臨床検査試薬など、医療に関わる全てを取り扱うフルライ ンセンター 宮崎県・鹿児島県全体をカバーできる立地に15,000SKU※以上の商品を取り揃え、 受注から納品までの作業効率とお得意様の業務効率の向上を実現した物流センターです。

※SKU(Stock Keeping Unit):最小管理単位

(2)高い受注納品率を実現する需要予測システム 独自に開発した需要予測システムにより在庫を適正管理。過剰在庫と品切れが生じないよ うに1品目ごと適正にコントロールし、定時・適量の完全納品を実現します。

(3)高生産性とローコストを実現する技術開発 独自のマテハン技術と情報システムにより、正確な在庫管理と効率的な倉庫内作業、配送 作業を行い、生産性と信頼性を高めています。

(4)万全のサスティナビリティ(持続可能性)とセキュリティ 自家発電設備、災害時の緊急配送用バイクを配備するとともに、棚免震装置を施していま す。システム・通信の二重化などにより地震などの自然災害時にも、安定して供給できる 体制を整えています。また、ID認証システムにより庫内のセキュリティも確保していま す。

4.設備投資額

総額 約4.6億円(改築、設備等)

5.カバーエリア

宮崎県、鹿児島県、熊本県(一部)

6.出荷金額(稼働当初)

年間 約500億円(予定)

7.稼働時期

2018年11月24日

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