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日本GLP/茨城県猿島郡五霞町で「GLP 圏央五霞」を竣工、約7 割の入居が決定

物流不動産・施設 2023.06.17

茨城県猿島郡五霞町で「GLP 圏央五霞」を竣工
約7 割の入居が決定

 先進的物流施設およびテクノロジーを駆使したソリューションのリーディングプロバイダーである日本GLP 株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之(以下「日本GLP」))は、本日、茨城県猿島郡五霞町でマルチテナント型物流施設「GLP 圏央五霞」の竣工式を執り行いましたので、お知らせします。なお、「GLP 圏央五霞」は株式会社ニトリホールディングス(本社所在地:札幌市北区、代表取締役社長:白井 俊之)と濃飛倉庫運輸株式会社(本社所在地:岐阜県岐阜市、代表取締役社長:尾関 圭司)との賃貸借契約により、全賃貸面積の約7 割で入居が決定しています。
 
 「GLP 圏央五霞」(地上3 階建て、延床面積139,879 ㎡)は、物流の大動脈である圏央道の「五霞IC」および広域幹線道路の新4 号国道に至近で、関東全域のエリア配送および東日本の広域配送に適した先進的物流施設です。
 
 基準階の倉庫面積が約40,000 ㎡と広く、効率的なワンフロアオペレーションが行える点が当施設の大きな特徴で、大型物流拠点の開設・運営に最適です。各階にアクセス可能なダブルランプウェイを備えるほか、垂直搬送機や荷物用エレベータの追加設置により、縦搬送のニーズにも対応可能です。更に1 階には低床・高床の各バースを設け多様な荷物に対応するほか、出幅14m と大型の庇を設置することで雨天時にも作業がしやすい環境を確保します。また、就労環境の快適性を高めるため、高断熱材の使用や「ビッグアスファン」[1]の設置に加え、厨房で調理した温かい食事を供するカフェテリアや24 時間利用可能な無人売店、通勤者向けに十分な600 台超の駐車場なども整備しています。
 
 BCP 対策としては、燃料備蓄基地としても活用出来る自家用給油所を設置しており、非常時には備蓄契約を締結したテナント企業が利用できるほか、72 時間運転を可能にした非常用電源や地下水供給の設備も整えています。なお、日本GLP と五霞町は水害発生時における協力に関する協定を2018 年11 月7 日に締結し、避難情報等が発令された際には、「GLP 圏央五霞」の2 階および3 階の車路に最大約1,600 名の一時避難者を受け入れることで合意しました。
 
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「GLP 圏央五霞」外観
 
 
 日本GLP 代表取締役社長の帖佐 義之は「日本GLP 運営施設において最大のワンフロア面積を有する『GLP 圏央五霞』は大規模且つ効率的な物流オペレーションを実現可能にします。施設仕様、快適性、BCP 対策に当社の豊富な経験と実績に基づく高い専門性を活かした施設であり、入居頂くテナント企業様の一層の物流業務の効率化をサポート出来るものと確信しております。更に、この度の五霞町との水害時における協定をはじめ、地域コミュニティの一員として地域の安全安心にも貢献してまいります」と述べています。
 
 「GLP 圏央五霞」の開発は、GLP がCPPIB(カナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード)と50%対50%の出資比率で設立した合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャーI」によるものです。なお、「GLP 圏央五霞」はCASBEEのA ランクを取得予定です。
 
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日本GLP・帖佐社長(中央)と五霞町染谷町長(左)、株式会社ホームロジスティクス
の柳川執行役員営業本部ゼネラルマネージャー(右)による記者会見
 
 
*「GLP 圏央五霞」の株式会社ニトリホールディングスの物流センターの運用は100%子会社である株式会社ホームロジスティクス(本社所在地:札幌市北区、代表取締役社長:五十嵐明生)が行う予定です。
 
<添付資料>
■ 施設概要
【GLP 圏央五霞】
施設名:「GLP 圏央五霞」
所在地:茨城県猿島郡五霞町幸主力新田1-1
敷地面積:85,103 ㎡
延床面積:139,879 ㎡
構 造:鉄骨造・制振構造
着工:2017 年6 月
竣工:2018 年10 月
以上

[1] 米国のBig Ass Fans Solutions 社が製造するHVLS(High Volume 「大風量・大容量」 LowSpeed 「低回転速度」)ファン製品モデル群の総称。
 

日本GLP 株式会社について(http://www.glprop.co.jp/
日本GLP 株式会社は2009 年3 月に設立されたGLP の日本法人です。日本の主要な物流拠点を網羅する都市で、104 棟・総延床面積約546 万㎡の物流施設を運営しており、都市の生活や経済活動を支える重要なインフラとしての、高機能かつ環境にも配慮した物流施設を提供しています。GLP では、事業展開している地域社会およびその環境に有益且つ有意義な貢献をし、また持続可能な社会の形成に役立つため包括的なESG ポリシーを策定しています。
2018 年1 月22 日付で「日本GLP 株式会社」に社名変更いたしました。

GLP Pte Ltd.について(http://www.glprop.com/
GLP Pte. Ltd. (GLP) は、物流ソリューションのリーディンググローバルプロバイダーです。
戦略的立地にある物流施設や先進的なエコシステムのパートナーなどのネットワークを通じて、GLP はカスタマー企業に賃貸スペースおよび価値を創出する技術革新を活かしたソリューションを提供しています。9 カ国においてマーケットにおける地位を確立している世界最大級の不動産ファンド・マネージャーであり、運用資産は500 億米ドル超、グローバル・ポートフォリオは6,300 万㎡(7 億ft2)におよびます。
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