NEWS

物流ニュース

日本石油輸送/経常利益は前年比10・5%増(2019 年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17
2019 年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

            売上高   営業利益 経常利益  当期純利益

2019 年3月期第2四半期 15,546 6.4  218 △7.0  399 10.5   250 9.8

2018 年3月期第2四半期 14,610 4.5  234 8.6   361 △6.6  227 △7.0

(注) 包括利益 2019 年 3月期第2四半期 975 百万円(115.4%) 2018 年 3月期第2四半期 452 百万円(197.8%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復が継続いたしましたが、国内各地で相次いで発生 した自然災害による影響や通商問題による海外経済の下振れリスク等も懸念される状況で推移いたしました。 当社グループの事業環境につきましては、国内の石油製品需要が長期的に減少すると見込まれているほか、乗務員 不足の問題や燃料費および人件費等の経費の増加もあり、依然として厳しい状況におかれております。 このような状況のもと、当社グループは、中期経営計画の達成を目指して、輸送シェアの維持・拡大を通じた収益 力の強化、LNG(液化天然ガス)輸送、水素輸送、化成品における海外輸送等の成長分野の推進等に取り組んでお ります。 また、より安定的な輸送体制の確立に向けて、乗務員の確保や車両の拡充にも引き続き注力しております。 この結果、当第2四半期連結累計期間においては、売上高は15,546百万円(前年同期比6.4%増)となりました が、燃料費や人件費等の経費の増加により、営業利益は218百万円(同7.0%減)となりました。一方で、営業外収益 が増加したことにより、経常利益は399百万円(同10.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は250百万円(同 9.8%増)となりました。 セグメント別の概況は、次のとおりであります。

(石油輸送事業)

石油輸送事業につきましては、石油元売会社の合併や経営統合の動きのなかで、積極的に輸送数量の拡大に努め たことに加え、主要顧客の運賃改定により、売上高および営業利益は増加いたしました。 この結果、当事業における売上高は7,415百万円(前年同期比11.6%増)、営業利益は260百万円(同1,399.7% 増)となりました。

(高圧ガス輸送事業)

高圧ガス輸送事業につきましては、LNG輸送における新規輸送の拡大により、売上高は増加し3,909百万円 (前年同期比6.0%増)となりました。 一方で、利益面においては燃料費や人件費等の経費の増加により、62百万円の営業損失(前年同期は86百万円の 営業利益)となりました。

(化成品・コンテナ輸送事業)

化成品輸送事業につきましては、積極的な営業活動の展開により、国内輸送が伸長したことに加え、海外輸送に おいても販路拡大に努めた結果、売上高は増加いたしました。 コンテナ輸送事業につきましては、西日本で発生した7月豪雨を始め、地震や台風の自然災害によって、貨物列 車の運休が多発したため、売上高は減少いたしました。 この結果、当事業における売上高は4,114百万円(前年同期比1.4%減)となりました。また、利益面においては 投資に伴う経費の増加および自然災害による売上高の減少により、30百万円の営業損失(前年同期は83百万円の営 業利益)となりました。

(その他事業)

太陽光発電事業につきましては、売上高はほぼ前年並となりましたが、経費の減少により、営業利益は増加いた しました。 この結果、当事業における売上高は106百万円(前年同期比1.0%減)、営業利益は50百万円(同7.7%増)となり ました。

(略)

Translate »