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レンゴー/経常利益は前年比107・7%増(平成31年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17
平成31年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

           売上高   営業利益   経常利益  当期純利益

31年3月期第2四半期 320,513 8.5  15,166 114.1  16,636 107.7  11,079 176.9

30年3月期第2四半期 295,391 9.2  7,082 △48.4  8,009 △43.0  4,001 △54.2

(注)包括利益 31年3月期第2四半期  13,339百万円 (83.5%) 30年3月期第2四半期  7,270百万円 (807.6%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、世界経済の回復を背景に企業収益は好調を維持すると ともに、雇用・所得環境の改善、設備投資の増加や個人消費の持ち直しにより緩やかな回復基調が続 きました。 このような経済環境の中で、板紙業界におきましては、段ボール原紙の旺盛な国内需要に加えて、 輸出も大きく伸びたことから、生産量は前年を上回りました。 段ボール業界におきましては、通販向けが引き続き伸長したほか、食品や電気・機械器具向けの需 要も好調に推移し、生産量は前年を上回りました。 紙器業界におきましては、ギフト市場が縮小傾向にあるものの、堅調な食品向けの下支えにより生 産量はほぼ前年並みとなりました。 軟包装業界におきましては、食品や日用品向けの底堅い需要に支えられ、生産量は前年を上回りま した。 重包装業界におきましては、農業関連の需要減により、生産量は前年を下回りました。 以上のような状況のもとで、当社グループは、製紙、段ボール、紙器、軟包装、重包装、海外の6 つのコア事業を中心に、あらゆる産業の全ての包装ニーズに対して総合的なソリューションを提案す る企業グループ「ゼネラル・パッケージング・インダストリー」=GPIレンゴーとして、パッケー ジングのイノベーションによる営業力強化、積極的な設備投資やM&A等を通じ、業容拡大と収益力 向上に鋭意取り組んでまいりました。 “Less is more.”をキーワードとする、より少ない資源で大きな価値を生むパッケージの開発で は、店舗販売と通販の両面で流通現場の業務効率化に貢献するリテールメイトシリーズのラインアッ プをさらに充実させました。ワンアクションで開封でき、すぐに陳列可能な「レンゴー スマート・ ディスプレイ・パッケージング(RSDP)」の機能をより進化させ、ニーズにきめ細かく対応すると ともに、楽にパッと売場がつくれる「ラクッパ」のバリエーションを拡充しました。さらに、野菜や 果物、農産加工品などを陳列する販売台として手軽に設営できる「マルシェ キット」を新たにシリ ーズに加えるなど、革新的な製品の開発と積極的なプロモーションにより受注の拡大に努めました。 本年8月、三和段ボール株式会社(高知県高知市)を子会社化したほか、9月には、凸版印刷株式会 社の子会社トッパンコンテナー株式会社の株式を60%取得して子会社化(新社名:レンゴー・トッパ ンコンテナー株式会社(埼玉県川口市))し、段ボール事業を拡充しました。また、同月、山陽自動車 運送株式会社(大阪府東大阪市)が、京都支店を京都府八幡市に移転拡張し、集配業務と運行配車を効 率化しました。 海外におきましては、本年4月、トライウォール社(香港)が米国の重量物包装資材メーカーを子会 社化し、同国における重量物包装事業の充実を図りました。 この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は320,513百万円(前年同期比8.5%増)、営業利益は 15,166百万円(同114.1%増)、経常利益は16,636百万円(同107.7%増)、親会社株主に帰属する四半期 純利益は11,079百万円(同176.9%増)となりました。

当第2四半期連結累計期間におけるセグメントの概況は、次のとおりであります。

[板紙・紙加工関連事業]

板紙・紙加工関連事業につきましては、燃料価格の上昇等によるコスト増はあるものの、製品価 格の改定等により、増収増益となりました。 この結果、当セグメントの売上高は209,951百万円(同7.2%増)、営業利益は10,336百万円(同 388.5%増)となりました。

[軟包装関連事業]

軟包装関連事業につきましては、コンビニエンスストア向けを中心に需要は増加したものの、原 料価格の上昇等により、増収減益となりました。 この結果、当セグメントの売上高は36,591百万円(同8.3%増)、営業利益は1,124百万円(同46.5 %減)となりました。

[重包装関連事業]

重包装関連事業につきましては、樹脂製品の販売量は増加したものの、原料価格の上昇等によ り、増収減益となりました。 この結果、当セグメントの売上高は20,638百万円(同4.8%増)、営業利益は856百万円(同6.3% 減)となりました。

[海外関連事業]

海外関連事業につきましては、連結子会社が増加したことに加えて、段ボール事業や重量物包装 事業が堅調に推移したことにより、増収増益となりました。 この結果、当セグメントの売上高は36,746百万円(同22.6%増)、営業利益は1,689百万円(同54.4 %増)となりました。

[その他の事業]

その他の事業につきましては、運送事業の採算改善等により、増収増益となりました。 この結果、当セグメントの売上高は16,584百万円(同2.8%増)、営業利益は1,045百万円(同36.4 %増)となりました。

(略)

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