センコー/北京物流センターが稼働 物流不動産・施設 2023.06.17 中国の冷凍・冷蔵物流機能を強化 ~北京物流センターが稼働~ センコー株式会社(社長:福田泰久、以下「センコー」)と株式会社ランテック(社長:山中一裕、 以下「ランテック」)、中国の「中外運空運発展股份有限公司(以下、シノトランスエア)」の3社で 設立した合弁会社「中外運扇拡国際冷鏈物流(上海)有限公司(本社:中国・上海市、董事長: 高 偉、以下「中外運扇拡」)」が、中国・北京市内に冷凍・冷蔵機能を持った「北京物流センター」を 2018年11月1日から稼働させます。 中外運扇拡は、センコーの現場力とランテックの冷凍・冷蔵物流の技術・ノウハウを活かし、中国 国内の冷凍・冷蔵物流需要に対応するため設立されたもので、北京物流センターが同社初の センターになります。 新センターは、北京首都国際空港から5㎞に位置し、空港と北京市をつなぐ高速道路のインター チェンジから2km と至近で、北京市全域をカバーできる好立地です。 新センターは、シノトランスエアが所有する倉庫の一部を賃借した、延床面積約9千㎡の2階建て 冷凍・冷蔵倉庫で、トラックバースには16台接車可能なドックシェルターを備え、外気温に触れる ことなく保管商品の荷捌きが可能です。 また、ドックレベラーや貨物用エレベーター3基により、荷役効率の向上を図るとともに、冷凍・ 冷蔵設備に省エネ型の自然冷媒冷凍機を採用するなど、CO₂排出量削減と地球温暖化対策に 対応しています。 <北京物流センターの概要> 1.所在地 : 中国北京市順義区天緯三街2号院6棟 2.建物構造 : 鉄筋コンクリート造り 2階建て 3.延床面積 (賃借物件) : 9,379㎡ (約 2,840坪) 冷凍・冷蔵倉庫 8,615㎡ (約2,600坪) 事務所 764㎡ (約 230坪) 4.設備 : 貨物用エレベーター 3基