アルフレッサ ホールディングス/子会社のアルフレッサの福岡物流センターを竣工 物流不動産・施設 2023.06.17 子会社における福岡物流センターの竣工に関するお知らせ 当社の子会社であるアルフレッサ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:増永孝一) は、「福岡物流センター」を竣工いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。 記 1.開設の趣旨 アルフレッサグループは、「16-18 中期経営計画 明日への躍進」において、医療用医薬品等卸売 事業の重点施策として「グループ全体最適の追求」を掲げて、物流機能の高度化を推進しています。 この度竣工いたしました「福岡物流センター」は、九州地方の交通の要所である福岡県久留米市に 位置し、厳格な温度管理等が求められるPIC/S GDP(※1)を想定した設備やRFID(※2)を活用した、 高品質かつ高機能な物流センターです。自動倉庫における最新の免震装置の採用や 72 時間稼働す る大型非常用電源の設置により、災害時でも持続的な稼動が可能であり、九州各地へ医薬品を安定 供給できる体制を構築しています。 現在、高度な管理が必要とされる医薬品の需要が増加する中で、物流機能の重要性が増していま す。福岡物流センターは高度な物流機能を有する当社グループの中核的な物流拠点の1つとして、 地域医療へ貢献してまいります。 2.施設の概要 (1)名 称 福岡物流センター (2)所 在 地 福岡県久留米市藤光町 735-15 (3)敷地面積 10,725 ㎡ (3,250 坪) (4)建築面積 4,982 ㎡ (1,507 坪) (5)延床面積 12,668 ㎡ (3,832 坪) (6)構 造 鉄骨造 3 階建 (7)保管品目 25,000 品目 3.センターの特徴 (1)安定的で安心・安全な配送体制 交通の要所である福岡県久留米市に位置し、九州自動車道へのアクセスも良く九州全域への安 定的な医薬品の配送体制を構築しています。また、庫内管理システムの高機能化により、ロット 別商品管理によるトレーサビリティを可能にしています。 (2)PIC/S GDP を想定した管理体制 PIC/S GDP を想定し、全ての入出荷口にドックシェルターや二重シャッターの設置、空調設備 のバックアップ機能、防虫防そ対策など厳格な温度および衛生管理体制をとっています。 (3)災害発生時の継続的な供給体制 建物は耐震等級Ⅰ相当(病院や学校に求められる耐震強度と同等)の耐震強度を持ち、自動倉 庫には高機能の免震装置を設置しています。また、72 時間稼働が可能な大型非常用電源の設 置や給排水が遮断された場合を想定した受水槽設備を有するなど、災害時にも継続的に供給す ることのできる物流体制を整えています。 (4)RFID の導入 今後の RFID の普及を想定し、RFID タグをスペシャリティ医薬品等へ貼付することで個包装単位 でのトレース管理が可能な設備を導入しています。また、管轄する支店へ向けた出荷オリコンの RFID 情報を読み取ることで、出荷精度の向上や省力化を実現します。 4.設備投資額 総額 45 億円(土地、建物、物流機器等) 5.カバーエリア 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県 6.出荷能力 120 億円/月 7.稼動予定日 2018 年 11 月 26 日 (※1)PIC/S GDP(Pharmaceutical Inspection Co-operation Scheme Good Distribution Practice): 医薬品の流通過程における温度管理、衛生管理、各種手順書等の作成等に関する国際基準 (※2)RFID(Radio Frequency IDentification): 無線を利用して非接触で電子タグのデータを読み書きする自動認識技術