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国土交通省/先端技術を活用した船舶検査・測度の試行検証(トライアル)を実施

物流全般 2023.06.17

先端技術を活用した船舶検査・測度の試行検証(トライアル)を実施します
~遠隔技術やドローン等の先端技術の船舶検査・測度への活用~

平成30年10月2日

長い歴史を有する船舶検査・測度の分野において、遠隔技術やドローン等の先端技術の活用を図るべく、実際の船舶検査・測度の現場においてトライアルを実施します。

  • ○ 国土交通省では、デジタライゼーションが急速に進展している状況下、船舶検査・測度の受検者が効率的な受検や品質向上の観点においてそのメリットを最大限享受出来るよう、「新たな船舶検査・測度制度の構築に向けた検討会」を立ち上げ、制度改正も視野に取組を本格化しているところです。

 

  • ○ 具体的なテーマとしては、[1]遠隔技術等の新技術を活用した船舶検査・測度、[2]IoTデータ・画像を活用した船舶検査・測度、[3]電子証書の導入・手続きの電子化について検討を進めていますが、新技術やデータ活用については、可能なものから随時、船舶検査・測度の現場に採り入れる方針としているところです。

 

  • ○ これまでの検討の結果、新技術やデータ活用については船舶検査・測度への導入が現実的な段階に達していると判断されることから、今般、関係者のご協力のもと、下記のとおり試行検証(トライアル)を実施します。

※本試行検証(トライアル)は現地取材が可能です。詳細は別添資料を参照ください。

 

 記
    • 1. 実 施 日 :  平成30年10月9日(火)10時半~12時半  ※小雨の場合でも、可能な範囲で実施予定。

    • 2. 実施場所 : 三菱重工業株式会社横浜製作所本牧工場

    • 3. 実施内容
      1) 遠隔技術を用いた船舶検査
      模擬的に造船所と事務所を回線でつなぎ、遠隔から船体外観の確認を実施
      2) ドローンを活用した船舶検査
      ドローンを用い、高所に設置されている航海灯等の状況の確認を実施
      3) 3Dレーザーによる船舶測度
      3Dレーザー測定器を用い、船舶のトン数のための計測を実施

    • 4. 実施船舶 :  「清龍丸」(大型浚渫兼油回収船、中部地方整備局名古屋港湾事務所所属)

  • 5. 協  力 :  三菱造船株式会社、一般財団法人日本海事協会、 三菱重工業株式会社、株式会社日立システムズ
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