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プロロジス/物流業界の人手不足改善に向けてCWI(コミュニティ・ワークフォース・イニシアティブ)を発足

物流不動産・施設 2023.06.17

プロロジス、物流業界の人手不足改善に向けて

CWI(コミュニティ・ワークフォース・イニシアティブ)を発足

~南カリフォルニアのNPO団体EXPとパートナーシップを締結~

 

 物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(NYSE:PLD)は、このたび「コミュニティ・ワークフォース・イニシアティブ」(以下、「CWI」)を発足したことを発表した。

 「CWI」は、プロロジスのカスタマーサービスの更なる向上と、地域社会の活性化に向けた取り組みである。物流や流通、運送業界において人手不足が顕著となる中、プロロジスは地域の職業斡旋プログラムと連携して、物流業界への就職希望者に就職斡旋サービスを提供するとともに、メンターシップやスキルアップトレー二ング、インターンシッププログラムを提供する。

 プロロジスは「CWI」パートナーシップを通して、カスタマーの雇用確保や人材ネットワーク拡大の取り組みをサポート。カスタマーへ貢献するだけでなく、地域経済の活性化や雇用機会創出にも寄与していく。

 「CWI」の最初のパートナーは、高校生と高成長事業を仲介する南カリフォルニア州のNPO団体EXPであり、プロロジスと協働し「EXPインターンシッププログラム」の提供を開始する。このプログラムでは、ロサンゼルス港やロングビーチ周辺地域の高校生160名に対して職業インターンシップを提供、参加者はプロロジスの知見を盛り込んだ職業訓練ワークショップや、業界幹部による進路指導を受けることができる。

 今回の取り組みは、プロロジスが長年にわたりサポートしてきたEXPのキャリアベース教育プログラムを更に進化させたものであり、過去には、プロロジスのカスタマーであるノヴァ・トランスポテーション・サービス社や郵船ロジスティクス社、エンデバー社などがEXPのインターンシップに協力してきた。プロロジスの新たなインターンシップ及びメンターシッププログラムは、「CWI」の下で2018~2019年の学年度に実施される予定であり、今後は他の都市にも「CWI」を拡大していく。

 プロロジスの最高法務責任者であるエドワード S.ネクリッツは、「eコマースの成長により、物流、流通、フルフィルメントにおける労働力不足は深刻化している。EXPとパートナーシップを結び、成長産業である物流業界で若者に有意義なキャリアパスを提供することは、我々のカスタマーや地域社会に良い影響をもたらすだろう。」と述べている。

 EXPのエイミー・グラットCEOは、「貿易、流通、そして物流は、長期にわたって南カリフォルニア経済の原動力となっている。19年間、EXPは若年者を施設管理者や船舶技師、ウェブデザイナーなど、これらの業界における多種多様なキャリアへと結びつけてきた。我々はプロロジスと共に、今日の若者を明日の機会へと繋ぐ架け橋となれることを大変喜ばしく思う。」と述べている。

 物流不動産分野は爆発的に成長し、グローバル経済に明らかな影響を与えている。労働省労働統計局によると、2011年以降、毎年平均で4万人もの新しい雇用がこの分野から生み出されており、現在は、100万人以上の人々が物流施設や保管業界で働いている。

 ※本資料は、2018年9月13日(現地時間)に米国で発表された英文プレスリリースの抄訳です。

■プロロジスについて( http://www.prologis.co.jp )

 プロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:山田 御酒、世界本社:米カリフォルニア州サンフランシスコ、NYSE:PLD)は、物流不動産のリーディング・グローバル企業として世界19カ国で事業を展開しています。2018年8月末時点で、計約7,020万m2の物流施設を所有・運営・開発し、3PL、物流、小売、eコマースなど、約5,500社のカスタマーに最新鋭の物流施設をご利用いただいています。

 日本国内ではこれまでに93棟、総延床面積約623万m2の物流施設を新規開発し(開発中を含む)、現在54棟、総延床面積として約411万m2の物流施設を運営および開発中です。また、約61万m2の物流施設の開発用地を所有しています。

 今後もお客様へのよりよいサービスと、環境に配慮したサステイナブルな、物流の効率化に貢献するための最新の物流施設を世界各地で展開してまいります。

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