国土交通省/日中海事当局間の連携強化で一致 物流全般 2023.06.17 日中海事当局間の連携強化で一致~ 6年ぶりに「日中海運政策フォーラム」を開催 ~ 平成30年8月7日 国土交通省海事局(ヘッド:水嶋海事局長)は、平成30年8月1日(水)に中国交通運輸部水運局(ヘッド:易副局長)との間で「第5回日中海運政策フォーラム」を開催し、外航海運や、安全・環境問題に対する対応等、海事分野における諸問題への対応に向け、日中海事当局間の連携を強化していくことで一致しました。 今回のフォーラムは、平成24年3月の第4回開催以来、6年ぶりに開催されたものです。主な結果は以下のとおりであり、外航海運や、安全・環境問題に対する対応等、海事分野における諸問題への対応に向け、日中海事当局間の連携を強化していくことで一致しました。 《主な協議結果》 ※個別の内容については、別紙をご覧下さい。 . 日中両国の外航海運政策として、近年のコンテナ船業界の動向や外航海運税制、自由かつ公正な国際海運市場の形成促進について、外航海運市場に関しては公正な競争環境の維持の重要性について情報交換を実施。 安全・環境分野においては、今世紀中の温室効果ガス(GHG)排出ゼロに向けた今後の更なる対策について意見交換を行い、国際海事機関(IMO)において両国が協力して取り組むことで一致。また、2020年からの舶用燃料油硫黄分0.5%規制に向けた対応及び昨年発効したバラスト水管理条約の実施について意見交換を実施。さらに、シップ・リサイクル条約の発効が船舶解体の適正な実施に重要であるという認識を共有するとともに、日本側より、中国による早期締結への期待を表明。 日中の海陸複合一貫輸送の円滑化に向け、意見交換を実施。 添付資料 報道発表資料(PDF形式) 別紙(PDF形式)