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トランコム/経常利益は前年比23・7%増(2019年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2019年3月期  第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

            売上高   営業利益   経常利益  当期純利益

2019年3月期第1四半期 36,881 7.2  1,498 22.0   1,494 23.7  968 59.0

2018年3月期第1四半期 34,392 8.6  1,227 △8.3  1,207 △7.0  608 △58.0

(注)包括利益 2019年3月期第1四半期 885百万円 (55.8%) 2018年3月期第1四半期 568百万円 (△58.0%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

物流業界では、トラックドライバーの高齢化、慢性的な人手不足が深刻化しております。また、貨物の小口化に 伴い配送効率が悪化するなど、事業環境は引続き厳しい状況が続いております。 一方で、ネット市場の拡大や単身世代の増加に伴い消費者のニーズがますます多種多様化し、物を運ぶ作業から 新たな価値を提供するサービスへと変化してきております。 このような状況の中、当期におきましては、更なる事業拡大に向け営業力の強化を事業方針とし、お客様の真の ニーズを的確に把握し、物流全体最適の視点での提案・実行を推進いたしました。また、先進的なICTの技術を事業 に取り込み、各事業の高度化に向けた検討を進めてまいりました。 また、双方の有する経営資源、ビジネスモデル、ネットワーク等を相互に活用することで、新たな市場の創出や 付加価値の高いサービスの提供、海外での事業展開といった、既存事業の領域を超えた独自性のある新しいポジシ ョンの構築を目指すことを目的として、株式会社丸和運輸機関との戦略的資本・業務提携を進めていく決議をいた しました。 当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高36,881百万円(前年同期比 7.2%増)、営業利益1,498百万円 (同 22.0%増)、経常利益1,494百万円(同 23.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益968百万円(同 59.0%増)となりました。 当社グループでは、事業内容を3つのセグメント及びその他に区分しております。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

① ロジスティクスマネジメント事業(略)

売上高は、新規業務の稼働に加え、既存拠点の物量増加により、増収となりました。 営業利益は、新規業務の稼動に伴う初期費用の計上はありましたが、前期稼働業務及び既存拠点での収益性 の改善により、増益となりました。

② 物流情報サービス事業(略)

売上高は、チャーター部門・中ロット部門ともに成約台数の増加により、増収となりました。 営業利益は、売上高の増加に伴う利益の増加はありましたが、事業の高度化を進める上での既存システムの 改修に伴う費用に加え人件費の増加により、減益となりました。

③ インダストリアルサポート事業(略)

売上高は、国内派遣部門において新規顧客獲得による増収要因はありましたが、顧客の生産減少に伴う派遣 人員の減少に加え、海外拠点の撤退等により、減収となりました。 営業利益は、国内派遣部門における売上高の減少に伴う利益の減少により、減益となりました。

④ その他(略)

売上高は、タイ王国での物流業務が寄与したことにより、増収となりました。 営業利益は、同じくタイ王国で前期稼働の立上げに苦戦しましたが、当期安定稼働したことにより、増益と なりました。

(注) 上記の数値は、セグメント間取引の消去はしておりません。

(略)

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