国土交通省/外貿、内貿、合計のいずれもコンテナ取扱貨物量が過去最高値を更新(我が国港湾における2017年のコンテナ取扱貨物量(速報値)) 物流全般 2023.06.17 我が国港湾における2017年のコンテナ取扱貨物量(速報値)~外貿、内貿、合計のいずれもコンテナ取扱貨物量が過去最高値を更新~ 平成30年7月25日 我が国港湾における2017年のコンテナ取扱貨物量(外貿、内貿の合計)は、2,279万個(前年比+5.0%)となりました。 【結果概要】・我が国港湾における2017年のコンテナ取扱貨物量(外貿、内貿*1の合計)は、2,279万個*2(前年比+5.0%)となり、2014年の2,172万個を 抜き、過去最高値を更新しました。・外貿コンテナ取扱貨物量は、1,839万個(前年比+4.7%)と全体的に堅調に推移しました。・内貿コンテナ取扱貨物量は、440万個(前年比+6.3%)と昨年に引き続き、大きな伸びを示しました。また、国際フィーダー取扱貨物量*3も 堅調に伸びてきており、これは、国際コンテナ戦略港湾への集貨や国際フィーダー航路網の拡大など、国際コンテナ戦略港湾政策の成果 が現れてきているものと考えられます。また、新規の内航RORO航路の就航についても、その一躍を担ったものと考えられます。・取扱量上位港では内貿コンテナ取扱貨物量の増加により、横浜港3→2位、北九州港9→8位、仙台塩釜港12→11位 等の順位変動があり まし た。 【調査方法、集計内容】・全国の港湾管理者より提供いただいた2017年(1月~12月)のコンテナ取扱貨物量(速報値)を国土交通省で集計しました。貨物量は速報値 であり今後変更する可能性があります。単位は個(20フィート換算)です。・内訳として、外貿コンテナ取扱貨物量、内貿コンテナ取扱貨物量および国際フィーダーコンテナ取扱貨物量を集計しました。内貿コンテナ 取扱貨物量は、国内の2地点間を輸送されるコンテナ取扱貨物量です。また、国際フィーダーコンテナ取扱貨物量は、国際コンテナ戦略港湾 などで外貿コンテナ船に積み替えられて輸出入されるコンテナ取扱貨物量であり、平成25年より集計、公表しているものです。 *1:内貿コンテナ取扱貨物量には、国際フィーダーコンテナ取扱貨物量も含む。*2:長さ20フィートのコンテナ1本を1個としてカウント(長さ40フィートのコンテナ1本を2個としてカウント)。 TEU(Twenty-foot Equivalent Unit)とも言う。*3:国際フィーダーコンテナ取扱貨物量は港湾管理者に可能な限り調査・提供いただいた。全量を把握できていないため参考値とした。 添付資料 報道発表資料(PDF形式) 港湾別のコンテナ取扱貨物量(2017年)(PDF形式) コンテナ取扱貨物量上位20港ランキング(PDF形式) (参考)港湾別国際フィーダーコンテナ取扱貨物量一覧(PDF形式) (参考)我が国のコンテナ取扱貨物量推移(PDF形式)