アサヒビール/吹田工場からJR吹田貨物ターミナル駅専用道路間へのトラックの直通運行が可能となるアサヒビール専用ゲート「吹田工場JR門」を設置 SCM・製造拠点 2023.06.17 アサヒビール吹田工場~JR吹田貨物ターミナル駅専用道路間 「吹田工場JR門」の設置について ~年間約20,000台のトラックが直通運行へ~ アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 平野伸一)は、アサヒビール吹田工場(所在地 大阪府吹田市、統括工場長 三澤博之)からJR吹田貨物ターミナル駅専用道路へのトラックの直通運行が可能となるアサヒビール専用ゲート「吹田工場JR門」を設置します。7月24日(火)から運用を開始し、環境負荷の低減を目指します。 アサヒビール吹田工場からJR吹田貨物ターミナル駅間を運行するトラックは、公道を経由する必要があり、交通量の増大が課題となっていました。今回、吹田市と日本貨物鉄道株式会社のご協力により「吹田工場JR門」を設置することで、年間約20,000台のトラックが公道を経由せずに直通運行することが可能となります。従来の片道約9.5kmの走行距離は約1.5kmに短縮されます。また、コンテナを牽引できるように改良した電気牽引車や、圧縮天然ガス(CNG)大型トラックを一部使用し、環境負荷低減を図ります。今回の取り組みにより、年間のCO2排出量は従来の約1/6となり、約200t削減できると試算しています。 アサヒビール(株)は、世界的に関心が高まっている温室効果ガス対策や、ドライバー不足等の物流の課題に対して、環境にやさしく持続可能な物流の展開を進めてきました。今回の吹田エリアでの取り組みとともに、従来のビール各社との共同物流やモーダルシフトの推進などにより、さらなる持続可能な社会への貢献を目指します。