丸八倉庫/売上高は前年比2・6%増、経常利益は前年比26・9%減 決算短信 2023.06.17 平成30年11月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 30年11月期第2四半期 2,397 2.6 235 △10.3 191 △26.9 126 △66.7 29年11月期第2四半期 2,335 △4.7 262 △21.4 262 △21.2 379 56.2 (注)包括利益 30年11月期第2四半期 62百万円 (△85.3%) 29年11月期第2四半期 422百万円 (94.7%)(35.8%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響等に留意を要 する状況ながら、企業収益に改善の動きがみられ、設備投資にも緩やかな増加の動きがみられたほか、雇用・所得環 境も改善傾向にあり、各種政策の効果もあって、景気は緩やかに回復しました。 このような経済情勢にあって、物流業界におきましては、保管残高数量・金額とも前年同月比増加に転じる等、国 内貨物の荷動きに回復傾向がみられるものの、競争の激化等もあり、厳しい状況が続いております。また、不動産賃 貸業界におきましては、需給改善の兆しはあるものの賃料水準の本格的回復には至っておりません。 このような状況の下、当社グループは顧客ニーズの的確な把握と適切な管理を徹底してまいりました。物流事業に おける具体的施策として、平成28年に竣工した千葉県八街市の新規倉庫の稼働率が順調に向上しつつあるほか、既存 倉庫についても安定的に稼働しており、保管料の増加に努めてまいりました。このほか、きめ細かなサービスを提供 しながら、既存顧客との取引拡大や新規顧客の獲得に努めてまいりました。また、不動産事業における具体的施策と して、仙台市の賃貸マンションが安定的に稼働しており、清澄の賃貸マンションも計画通り平成30年2月から稼働して いるほか、平成30年4月に仙台市の賃貸オフィスビルを取得し、収益基盤の増強が図られつつあります。 この結果、売上高は物流事業ならびに不動産事業ともに増収となり前年同期比61百万円(2.6%)増の2,397百万円と なりました。営業利益は減価償却費や修繕費等の増加により前年同期比27百万円(10.3%)減の235百万円となり、経 常利益は支払利息等の増加により前年同期比70百万円(26.9%)減の191百万円となりました。親会社株主に帰属する 四半期純利益は前年同期比253百万円(66.7%)減の126百万円となりました。 セグメント別の業績は、次の通りであります。 物流事業 物流事業では、保管料が増収となったことにより、売上高は前年同期比5百万円増の2,220百万円となりました。 セグメント利益は修繕費等の増加により前年同期比15百万円減の441百万円となりました。 不動産事業 不動産事業では、不動産賃貸料が増加したことにより、売上高は前年同期比56百万円増の177百万円となり、セグ メント利益は前年同期比21百万円増の40百万円となりました。 (略)