住友商事/米国テキサス州におけるタイトオイル生産・開発権益取得の件 SCM・製造拠点 2023.06.17 米国テキサス州におけるタイトオイル生産・開発権益取得の件 住友商事株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員 CEO :兵頭誠之、以下「住友商事」)は、関連会社であるSummit Discovery Resources II LLC(本社:米国テキサス州、代表:森肇、以下「SDRII」)を通して、IOG Capital, LPが保有するIOG Gonzales 1835 LLC(本社:米国テキサス州、以下「IOG社」)、Covington Equity Investments LLC(本社:米国テキサス州、以下「Covington社」)、および1836 Resources LLC(本社:米国テキサス州、以下「1836社」)との間で、IOG社およびCovington社が米国テキサス州イーグルフォード地域に保有し、1836社が操業するタイトオイル生産・開発権益(以下「本権益」)の100パーセントを取得することに合意し、三社との間で売買契約を締結しました。 本権益は、タイトオイル・シェールガス開発が活発なイーグルフォード地域の中でも特に生産実績の豊富なカーンズ郡に位置しています。SDRIIは、本権益における生産井の操業と新規開発を通じて、米国タイトオイル・シェールガス開発事業におけるオペレーターとしての知見やノウハウを習得することを目指します。 住友商事およびSDRIIは、本権益から生産される油・ガスの安定供給を通して、人々の暮らしを支えると共に、地域産業の発展に寄与してまいります。 <本権益概要> オペレーター : (取得後)SDRII 当社権益持分比率 : 100パーセント 開発対象地域 : 米国テキサス州カーンズ郡 取得対象資産 : IOG社およびCovington社保有資産(リース権、生産中の原油生産井、付帯設備) 想定生産量 : 約3,000原油換算バレル相当/日(ピーク時) 取得リース権 : 624エーカー(約2.5平方キロメーター) <参考資料>■権益位置図 (出典:U.S. Energy Information Administration。一部住友商事にて作成。) ■IOG社概要IOG社は2014年に設立された米国テキサス州ダラス郡に本社を置くエネルギー関連投資会社であり、米国の陸上油・ガス田開発に幅広く投資しています(2018年6月時点で米国の4つの州・22の郡に跨る450本以上の井戸に対して、8億ドル以上の投資を実施)。IOG社 ホームページ:www.iogcapital.com ■住友商事のマテリアリティ(重要課題)住友商事グループは『社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)』を、事業戦略の策定や個々のビジネスの意思決定プロセスにおける重要な要素と位置付け、事業活動を通じて課題を解決することで持続的な成長を図っていきます。本事業は、特に「地域と産業の発展への貢献」および「快適で心躍る暮らしの基盤づくり」に資する事業です。