日立物流/第19回物流環境大賞において「物流環境負荷軽減技術開発賞」受賞 グリーン物流(環境) 2023.06.17 第19回物流環境大賞において「物流環境負荷軽減技術開発賞」受賞 株式会社日立物流(以下:当社)は、このたび一般社団法人 日本物流団体連合会(以下、物流連)主催の第19回物流環境大賞において、当社の「精密機器輸送のモーダルシフト拡大による環境負荷低減の推進」が評価され、「物流環境負荷軽減技術開発賞」を受賞しましたので、お知らせします。 「物流環境大賞」は、物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚等を図り、物流の健全な発展に貢献した団体・企業または個人を表彰する目的で創設されたものです。 今回受賞した当社の取り組みは、東海地方から北海道・東北6県・九州4県への「精密機器(金融端末)」の輸送および北陸地方から中国地方への「精密機器(半導体製造装置)」の輸送についてトラック輸送から鉄道コンテナ輸送へのモーダルシフトを実現したものです。特に、「金融端末」の鉄道コンテナ輸送を実現するにあたっては、当社テクニカルセンタにおいて実製品を用いた綿密な振動試験を行い、製品をコンテナ内で固定するための専用パレットを開発するとともに、長期にわたる鉄道試験輸送等によって、「精密機器」の鉄道コンテナでの輸送を実現しております。これらの取り組みによりCO₂排出量を32.0t(トラック輸送比△77.4%)削減されました。 今回の受賞は、今まで敬遠されがちであった「精密機器」を対象にしたモーダルシフトの取り組みが物流分野において、環境負荷軽減に資する先駆的な技術開発であると評価されたものです。当社グループは、今後も人と地球と未来のために、環境管理のレベル向上を推進し、さまざまな取り組みを通してグループが一体となり環境改善活動を推進してまいります。 ※金融端末の輸送取り組みは、物流連主催「平成29年度モーダルシフト取り組み優良事業者賞(新規開拓部門)」を受賞しています。過去のリリースはこちら。 ▲表彰式の様子(右:当社 佐藤執行役常務) ▲当社テクニカルセンタ(千葉県松戸市) ▲鉄道輸送専用パレット 以上 【ご参考: 関連Webサイト】■一般社団法人 日本物流団体連合会 物流環境大賞 https://www.butsuryu.or.jp/asset/41307/view ■当社 環境への取り組みhttp://www.hitachi-transportsystem.com/jp/profile/csr/environment/