シーアールイー/物流施設「ロジスクエア春日部」竣工 物流不動産・施設 2023.06.17 物流施設「ロジスクエア春日部」竣工 株式会社シーアールイー(代表取締役社長/亀山忠秀 本社/東京都港区)は、埼玉県春日部市にお いて開発を進めていた物流施設「ロジスクエア春日部」が竣工し、本日、竣工式を執り行いました のでお知らせいたします。なお、「ロジスクエア春日部」は竣工に先立ち契約率 100%となっており、 小泉産業グループの物流企業であるコイズミ物流株式会社(http://www.ls.koizumi.co.jp)の物流拠 点として稼働する予定です。 記 「ロジスクエア春日部」は、主要幹線道路である国道16号線と国道4号線(越谷春日部バイパ ス)に程近く、両国道の交差部分である「庄和」インターチェンジより約1.8kmに位置しておりま す。接道する都市計画道路藤塚米島線(幅員16m)の全線開通により、主要幹線道路へのアクセ スが飛躍的に向上し、物流施設としてのロケーションは良好です。また、東武アーバンパークライ ン「南桜井」駅より約1.1kmと徒歩圏内にあるため、雇用確保においても優位な立地です。 「ロジスクエア春日部」は 13,662.13 ㎡の敷地に地上 3 階建て、延べ面積 22,189.59 ㎡の物流施 設であり、マスタープランとしては、ワンフロアが約 2,150 坪の 3 階建てで、1 階のトラックバー スを北側・東側の 2 面に、計 26 台分のトラック接車バースを設け、複数テナントによる分割使用 にも対応が可能となっております。また、場内出入口は入口専用、出口専用の計 2 ヵ所のゲートを 設け、敷地内車両動線をワンウェイにすることにより、トラック車両の輻輳による渋滞や接触事故 の防止に配慮しております。 倉庫部分の基本スペックとして、平均照度 300 ルクス以上、床荷重は 1.5t/㎡、有効高さは各階 6.0m 以上を確保し、外壁には金属製サンドイッチパネル、防火区画壁には耐火断熱パネル(※1)を 採用、さらにブレース(筋交い)や間柱を無くすことで保管効率の向上に寄与する設計となってお ります。 昇降設備については、荷物用エレベーター(積載荷重 4.1t、45m/min)を 2 基、垂直搬送機 3 基 を実装し、スピーディ且つ効率的な庫内オペレーションの実現を可能としております。また各階に 2 か所の将来コンベア貫通用床開口を想定した構造設計を採用し、将来的に上下階に跨った縦搬送 マテハン設備の設置を可能としております。垂直搬送機やドックレベラーの増設対応は勿論、倉庫 内空調用の配管ルートや室外機置場・キュービクル増設スペース等の確保など、入居テナントの将 来ニーズを含めた様々な物流ニーズに対応し得る汎用性の高い施設となっております。 環境対策としては、全館 LED 照明、人感センサー、節水型衛生器具の導入、さらに屋根全面に 出力 0.84 メガワットの太陽光発電設備を設置することにより、CASBEE 埼玉県の A ランク認証及 び BELS 評価(★★★★★ファイブスター)※2を取得しており、第三者機関の認証により環境や省 2 エネルギーに配慮した施設であることが評価されております。 また、当社開発物件の標準装備である緊急地震速報システムの導入及び AED の設置、さらに非常 用電源供給装置※3や、万一の火災時における延焼拡大防止対策として自動火災報知設備に断路器を 設置することで、入居テナントの BCP(事業継続計画)への配慮も行っております。 施設内のサインとして、有効高さ、床荷重、照度などの倉庫機能を可視化した親近感のあるデザ インの採用や、敷地内休憩スペースの設置など、働く方々の快適性を高めるための工夫を取り入れ ております。(下記施設内写真参照) ※1 耐火断熱パネルについて 断熱性・耐震性・美観に優れ、倉庫業法で定められた壁強度(2,500N/㎡)を有する耐火断熱パネルであ り、マイナス10℃帯までの冷蔵冷凍倉庫の間仕切り壁として使用する事も可能です。 ※2 BELS 評価について 国土交通省が推進している建築物の省エネルギー性能を評価・表示する統一的な公的指標であり、 Building Energy-efficiency Labeling System の略語です。 ※3 非常用電源供給装置について 停電時にフォークリフトのバッテリーを非常用電源としてコンセントや照明器具に利用できる装置です。 ■ロジスクエア春日部の概要 施設名称 : ロジスクエア春日部 所 在 地 : 埼玉県春日部市永沼 敷地面積 : 13,662.13 ㎡(4,132.79 坪) 主要用途 : 倉庫(倉庫業を営む倉庫) 構 造 : 柱 鉄筋コンクリート造+梁 鉄骨造 (3 階のみ柱 鉄骨造) 規 模 : 地上 3 階建て 延ベ面積 : 22,189.59 ㎡(6,712.35 坪) 着 工 : 2017 年 6 月 26 日 竣 工 : 2018 年 6 月 29 日 設計施工 : 東洋建設株式会社