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セコム/サプライチェーンに関わるセキュリティ認証等の取得支援サービスを発売

物流システム 2023.06.17

サプライチェーンに関わるセキュリティ認証等の取得支援サービス
セコム・サプライチェーンセキュリティ・セレクトを発売
~サプライチェーンに世界レベルの「安全・安心」を~

セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:中山泰男)は、サプライチェーンに関わる施設の物理的セキュリティ対策強化から、安全性を客観的に証明するための認証等取得までをトータルに支援する「セコム・サプライチェーンセキュリティ・セレクト」を6月から発売します。

社会生活を支えるサプライチェーンの安全性の向上は、グローバル化が進む今日において、ますますその重要性を増しており、そのなかでも国内外を問わず犯罪の標的となりやすい物流施設では、「荷抜き(抜き取り)」「すり替え」「荷差し(紛れ込ませ)」「持ち出し」「異物混入」といったリスクのコントロールが最重要課題となります。

セコムは、こうした社会背景を踏まえ、世界最大級の認証機関であるSGSグループの日本法人SGSジャパン株式会社と共同研究を行い、同社のサプライチェーンに関わる新しいセキュリティ基準「SGS施設セキュリティ評価基準」の策定(2018年2月)に協力しました。この評価基準は、サプライチェーン事業者がリスク低減のために採るべき施設の物理的なセキュリティ対策を標準化した汎用的な評価基準であり、本基準に準拠していることを証明する「SGS施設セキュリティ評価登録証」を取得することで、施設の安全性を取引先に対し客観的にアピールすることができるようになりました。

「セコム・サプライチェーンセキュリティ・セレクト」は、サプライチェーンに関わる様々なフィジカルセキュリティ認証等の取得支援サービスで、その第1弾として「SGS施設セキュリティ評価登録証」の取得支援を開始します。本サービスを通じて、お客様はセキュリティ対策に関する各種ご相談から、セキュリティポリシーの作成支援、最適なセキュリティシステムの提供、審査準備支援まで一貫したサポートを受けることができます。今後、セコムは、お客様のニーズに合わせ、サプライチェーンに関わるさまざまな認証等の取得支援を順次展開していく予定です。

セコムは、これからも長年培ってきたノウハウを最大限に生かして、全世界のサプライチェーンで通用する「安全・安心」を提供していきます。

「セコム・サプライチェーンセキュリティ・セレクト」

(「SGS施設セキュリティ評価サービス」対応版)の概要

1.サービスの流れ

① 事前相談
お客様の悩みやご要望に加え、お客様を取り巻く環境や中長期的な目標等を確認します。

② 取得を目指す評価クラスのご提案
お客様のご要望に合う最適な評価クラスをご提案します。

③ セキュリティポリシーの作成支援
お客様の組織体制やセキュリティに対する考え方等をヒアリングし、お客様の状況に合わせたセキュリティポリシーの作成を支援します。

④ セキュリティシステムの提供
お客様施設の環境や施設の利用状況等を入念に調査し、基準要件を満たすための最適なセキュリティシステムのプランニングと実対策、各システムのきめ細かい設定を行います。

⑤ 審査準備の支援
審査に必要な各種申請資料の作成、審査対象となる図面や資料の整備を行い、お客様の手間を軽減します。また、事前にご担当者へ必要なレクチャーを行う等、審査準備を全面的にサポートします。

2.物流施設を例としたセキュリティ対策イメージ

部外者の侵入等、外的なリスクへの対策に加え、従業員・取引業者による不正や、荷抜き、荷差し、すり替え等の内的なリスクにも対応できるよう、「SGS施設セキュリティ評価基準」に基づいたセキュリティ対策をご提案します。

物流施設を例としたセキュリティ対策イメージ

3.費用

  • 登録証取得支援サービス費用
  • セキュリティシステム費用
    (監視カメラシステム、入退室管理システム、機械警備システム 等)

※施設環境により、監視カメラシステム、入退室管理システム、機械警備システム以外のセキュリティ対策に別途費用が発生する場合があります。(壁やフェンス等)

※上記の費用に加え、別途SGSジャパンの「SGS施設セキュリティ評価サービス」費用が発生します。「SGS施設セキュリティ評価登録証」の有効期間は1年間です。1年毎に更新が必要となります。

※本サービスは「SGS施設セキュリティ評価登録証」の取得をサポートするものであり、「SGS施設セキュリティ評価登録証」の取得を確約するものではありません。

※「SGS施設セキュリティ評価登録証」以外のサプライチェーンに関わるセキュリティ認証等に関わる取得支援のご相談もお受けします。

参考

    • 「SGS施設セキュリティ評価基準」について
      SGSジャパンが2018年2月に策定した、サプライチェーンに関わる施設のセキュリティ評価基準。外的なリスクだけでなく、コンプライアンス違反などの内部リスクも考慮した設計となっており、国内のみならず海外での使用も想定した汎用的な評価基準です。「SGS施設セキュリティ評価基準」に基づき「SGS施設セキュリティ評価サービス」の審査を受け、適合した施設には「SGS施設セキュリティ評価登録証」が発行されます。

※「SGS施設セキュリティ評価登録証」取得によるメリット

  1. サプライチェーンに潜むリスクの低減
  2. 取引上の優位性の向上
  3. 顧客の信頼獲得と施設価値・企業イメージの向上
  4. 競争力の強化とビジネスチャンスの拡大
  5. 第三者へのセキュリティ対策説明に活用
  6. 事故発生後の原因追及と対応の迅速化
  7. 従業員・出入業者のセキュリティ意識の向上
  8. 他のセキュリティ認証等を取得するベースとして活用
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