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川崎汽船/環境配慮型最新鋭船による神戸製鋼所向け、15 年間の連続航海傭船契約を締結

グリーン物流(環境) 2023.06.17

環境配慮型最新鋭船による神戸製鋼所向け・15 年間の連続航海傭船契約締結の件

当社はこのたび、株式会社神戸製鋼所(以下「神戸製鋼」) との間で、2021 年から 15 年間の連続航海 傭船契約を締結しました。本契約は、主に兵庫県神戸市における神戸製鋼の石炭火力発電所向けに発 電用石炭を輸送するもので、同社向け発電用石炭の長期安定調達の一翼を担うものです。 当社は同契約に対し、当該港に入港可能な最大船型である積載量約 9 万トン型の新造船(今治造船株 式会社建造)を投入予定です。本船は当社のばら積み船として初めて NOx3次規制(注)に適合する船舶 であり、環境配慮型の最新鋭の船舶として地球環境の保全にも大いに寄与するものと期待されます。 当社は今後も国際社会の一員として環境保全対策の推進に努めるとともに、着実に安定収益基盤の拡 大を進めて参ります。

(注) NOx(窒素酸化物)排出規制 船舶から発生する NOx を低減させるための規制で、新造船に搭載される定格出力が 130kW を 超えるディーゼル機関(非常用を除く)を対象として、2005 年の「船舶からの大気汚染防止のた めの規則(MARPOL 条約付属書Ⅵ)」として発効され、その後、2008 年に 1〜3 次規制まで段階 的に規制強化が行われることに改正されました。

1 次規制(対象:2000〜2010 年起工船)

エンジンの定格回転数に応じた排出量の規制値を設定

2 次規制(対象:2011 年以降起工船)

1 次規制から約 20%削減 3 次規制(対象:2016 年以降起工船) 指定海域で 1 次規制から 80%削減

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