シーアールイー/経常利益は前年比609・6%増(平成30年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 平成30年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 30年7月期第3四半期 24,213 82.8 2,317 364.1 2,298 609.6 1,635 414.1 29年7月期第3四半期 13,242 13.7 499 △3.5 323 △2.7 318 392.2 (注)包括利益 30年7月期第3四半期 1,799百万円 (528.8%) 29年7月期第3四半期 286百万円 (341.9%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済対策や日本銀行の継続的な金融政策等を背景 に、企業収益や雇用情勢に改善がみられ、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、米国新政 権による政策運営の不確実性、東アジア地域での地政学的リスクの高まり等から依然として先行き不透明な状況が 続いております。 物流不動産の賃貸管理や開発、アセットマネジメントを中心に、物流不動産に関するサービス全般を事業領域と する当社グループ事業におきましては、電子商取引市場の拡大から荷主企業のロジスティクス戦略が高度化し、多 頻度小口輸送等に対応できる機能性の高い物流施設の需要が堅調に続いております。大型物流施設の新規供給は活 発な傾向にあるものの、物流業務を受託する3PLやインターネット通販等が需要面での成長ドライバーとなって いることから、物流不動産市場は成長を続けており、新規プレイヤーの参入及び物流施設を投資対象とするJ-REIT は年々増えております。 このような事業環境のもと、不動産管理事業では、高稼働を維持しつつ更なる管理面積の純増と収益性の向上を 目指した結果、平成30年4月末時点での管理面積は約150万坪を超えました。これにより、マスターリースやプロ パティマネジメントを中心とした安定収益を順調に積み上げております。物流投資事業では、「ロジスクエア守 谷」及び「ロジスクエア鳥栖」をCREロジスティクスファンド投資法人へ売却いたしました。また、他の開発プ ロジェクトにつきましても順次開発用地を取得し、着工してまいります。アセットマネジメント事業では、CRE ロジスティクスファンド投資法人が平成30年2月7日に東京証券取引所不動産投資信託証券市場へ上場いたしまし た。本投資法人の受託資産残高の拡大によってアセットマネジメント事業を不動産管理事業に次ぐ第2のストック ビジネスの柱へ成長させてまいります。 この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高24,213,658千円(前年同期比82.8%増)、営業利益 2,317,117千円(前年同期比364.1%増)、経常利益2,298,867千円(前年同期比609.6%増)、親会社株主に帰属す る四半期純利益1,635,809千円(前年同期比414.1%増)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 <不動産管理事業> 不動産管理事業につきましては、マスターリース物件が前期に引き続き高い稼働率を維持したこと、管理面積が 堅調に推移したことから、安定的に収益が計上されました。加えて、管理物件の工事受注及び太陽光発電設備の売 却もあり、売上高は14,318,001千円(前年同期比22.4%増)、営業利益は1,549,319千円(前年同期比47.3%増) となりました。 <物流投資事業> 物流投資事業につきましては、当社開発物件である「ロジスクエア守谷」及び「ロジスクエア鳥栖」をCREロ ジスティクスファンド投資法人に売却した結果、売上高は9,319,246千円(前年同期は32,039千円の売上高)、営 業利益は926,496千円(前年同期は119,052千円の営業損失)となりました。 <アセットマネジメント事業> アセットマネジメント事業につきましては、CREロジスティクスファンド投資法人のアセットマネジメントフ ィーが順調に計上されたことに加え、運用資産の取得に係るアクイジションフィー等を計上しております。一方 で、前期は投資不動産を売却したことにより、売上高は594,285千円(前年同期比62.7%減)、営業利益は364,885 千円(前年同期比151.1%増)となりました。 (略)