スズキ/インドで四輪車 累計生産2,000万台を達成 SCM・製造拠点 2023.06.17 スズキ、インドで四輪車累計生産2,000万台を達成 2,000万台目となった「スイフト」 スズキ株式会社は、インドにおける四輪車の累計生産2,000万台を達成した。2,000万台の達成は日本に次いで2カ国目で、1983年12月の生産開始から34年5カ月での達成は日本の45年9カ月を抜いて最速となる。最多生産車種は「アルト」(約317万台)で、2,000万台目はグジャラート工場で生産した「スイフト」だった。 スズキは1983年12月に、現在の子会社マルチ・スズキ社の前身であるマルチ・ウドヨグ社で生産第一号車「マルチ800」をラインオフした。以来、インドの経済成長に伴う需要拡大に合わせて生産台数と車種を増やしてきた。現在では、マルチ・スズキ社のグルガオン工場とマネサール工場に加え、スズキ100%出資により設立した生産子会社スズキ・モーター・グジャラート社のグジャラート工場の3拠点で、「ディザイア」、「バレーノ」、「アルト」、「スイフト」、「ワゴンR」、「ビターラ・ブレッツァ」など16車種を生産している。2017年度の生産実績は約178万台で、インド国内で165万台を販売し、欧州、日本、アジア、アフリカ、中南米など、100を超える国や地域へ13万台を輸出した。 生産台数の推移 生産開始 1983年12月 100万台達成 1994年3月 500万台達成 2005年4月 1,000万台達成 2011年3月 1,500万台達成 2015年5月 2,000万台達成 2018年6月 生産台数上位5車種 順位 車種名 排気量 台数 1 アルト 800/1000cc 317万台 2 マルチ800 800cc 291万台 3 ワゴンR 1000cc 213万台 4 オムニ 800cc 194万台 5 スイフト 1200/1300cc 194万台