シーアールイー/物流施設「ロジスクエア上尾」を着工 物流不動産・施設 2023.06.17 物流施設「ロジスクエア上尾」着工 株式会社シーアールイー(代表取締役社長/亀山忠秀 本社/東京都港区)は、埼玉県上尾市で開 発を進めている物流施設「ロジスクエア上尾」に関して、本日、本体工事を着工しましたのでお 知らせ致します。 設計・施工は鈴与建設株式会社で、2019 年 4 月末の竣工を目指し、建設を進めてまいります。 記 ■開発プロジェクト概要 施設名称 : ロジスクエア上尾 所 在 地 : 埼玉県上尾市壱丁目、地頭方 敷地面積 : 12,700.54 ㎡(3,841.91 坪) 用途地域 : 準工業地域 主要用途 : 倉庫(倉庫業を営む倉庫) 構造規模 : 鉄骨造 地上 3 階建て 延ベ面積 : 19,520.75 ㎡(5,905.02 坪)(予定) 本体着工 : 2018 年 5 月 25 日 竣 工 : 2019 年 4 月末(予定) ■開発地 「ロジスクエア上尾」の開発予定地は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「桶川北本」インタ ーチェンジから約 6.9km、首都高速埼玉大宮線「与野」インターチェンジより約 8.4km に位置し、 主要幹線道路である国道 17 号新大宮上尾道路(幅員 57m)と県道 51 号線に接道し、物流施設と してのロケーションは良好です。「ロジスクエア上尾」は圏央道を通じた広域物流拠点としてのみ ならず、都心への配送拠点としても立地優位性が見込まれます。 また、首都高速道路埼玉大宮線「与野」インターチェンジから開発予定地至近までの自動車専用 道路の延伸事業の着手が発表※1 されており、更なる利便性の向上が見込まれます。 上尾市は、埼玉県の南東部に位置し、人口は 22 万 8,000 人超、世帯数は約 10 万世帯※2 であ り近年増加傾向にあります。周辺エリアに人口集積もみられ、本開発予定地より徒歩 2 分のバス 停を利用して JR 高崎線「上尾駅」まで所要時間約 7 分と通勤利便性も高く、雇用を確保する上 で比較的優位な環境に立地しております。 ※1 首都高速道路株式会社発表:http://www.shutoko.co.jp/updates/h28/data/03/31_start ※2 平成 30 年 5 月 7 日時点(上尾市ホームページより) ■施設計画概要 「ロジスクエア上尾」は 12,700.54 ㎡の敷地に地上 3 階建て、計画延べ面積 19,520.75 ㎡の物 流施設として開発する予定で、本体工事を 2018 年 5 月 25 日に着工し、2019 年 4 月末の竣工を 予定しております。 施設のマスタープランとしては、ワンフロアが約 1,900 坪の 3 階建てで、1 階北側に計 16 台 分のトラック接車バースを設け、複数テナントによる分割使用にも対応が可能となっております。 また、場内出入口は国道 17 号新大宮上尾道路側と県道 51 号線側に計 2 ヵ所のゲートを設け、ト ラック車両の各方面へのアクセス性の向上を図っております。 倉庫部分の基本スペックとして、平均照度 300 ルクス以上、床荷重は 1.5t/㎡、有効高さは各 階 6.0m 以上を予定しており、各階 2.5tフォークリフトの走行にも対応しております。外壁は金 属断熱サンドイッチパネル、倉庫内の防火区画壁には断熱性・耐震性・美観に優れ、倉庫業法で 定められた壁強度(2,500N/㎡)を有する耐火断熱パネル(マイナス 10℃帯までの冷蔵冷凍倉庫 の間仕切り壁としても対応可能)を採用し、ブレース(筋交い)や間柱を無くすことで保管効率 を高める計画となっています。また、各階に 2 か所の将来垂直搬送機及びコンベア貫通用床開口 を想定した構造設計を採用することにより、テナント入居時の各階に跨った縦搬送マテハン設備 3 の設置を可能とするなど、テナントのイニシャルコストに配慮し、あらゆる庫内レイアウトの設 定にも幅広く対応することが可能です。 昇降設備については、荷物用エレベーター(積載荷重 4.1t、45m/min)を 2 基、垂直搬送機 2 基を実装し、階層間の上下搬送に伴う時間的なロスを抑え、効率的な入出荷オペレーションを実 現させ、様々な物流ニーズに対応し得る汎用性の高い施設計画となっております。 なお、県道 51 号線からの導入路として想定している敷地には、駐車場またはトラック待機場 所等としても利用できるスペースを約 2,200 ㎡確保しており、テナント企業のオペレーション形 態に応じて自由な利用が可能となっております。 ■環境・BCP 対応 全館 LED 照明、人感センサー、節水型衛生器具の導入等により CASBEE 埼玉県の A ランク 認証及び BELS 評価※3 の取得を予定しており、第三者機関による認証を取得することにより環境 や省エネルギーに配慮した施設であることを明示して参ります。 また、当社開発物件の標準装備である緊急地震速報システムの導入、AED の設置、自動火災報 知設備の断路器設置により入居企業の BCP(事業継続計画)への配慮を行う予定です。 ※3 BELS 評価について 国土交通省が推進している建築物の省エネルギー性能を評価・表示する統一的な公的指標で あり、Building Energy-efficiency Labeling System の略語です。 ■株式会社シーアールイー 当社は、現在、物流不動産を中心に約 1,400 物件、約 139 万坪(約 460 万㎡)※4 の不動産の管 理運営を行っております。物流不動産特化の管理会社としては、国内最大規模となり、サービス 領域においては、物流不動産開発・テナントリーシングから竣工後のアセットマネジメント、プ ロパティマネジメントまでのトータルサービスをワンストップでご提供しております。 物流不動産開発においては、現在、物流施設 6 物件、合計延べ面積約 74,173 坪(約 245,507 ㎡)の開発を進めております。当社独自に構築してまいりました多数のテナント企業とのリレー ションシップによりテナント企業が求めるニーズを的確に捉え、テナント企業の個別ニーズを満 足させた上で更に機能性・汎用性をも兼ね備えた物流施設造りを推進し、継続的にご提供してま いります。また、前身からの 50 年におよぶ業歴から得た物流不動産の管理運営の知見・ノウハウ を開発事業に注ぎ込むことにより、利用者の立場に立った利便性の高い施設開発を目指し、首都 圏は勿論のこと、全国の物流適地において積極的に物流施設開発に取り組んでいく方針です。 (※4 2018 年 1 月末時点)