物流ニュース

作業分析ツール「ろじたん」に待望の2つの機能が追加されます。

①作業に紐付く数量・テキストのデータ収集が可能になります。 
②対象者が複数の作業計測も、スマホをタップするだけ！

　株式会社日通総合研究所（社長：青山陽一）は、倉庫内作業の分析ツール「ろじたん」に新機能を追加します。「ろじたん」は、スタッフが携帯しているスマホの画面に表示される作業項目をタップするだけで、作業時間データ等を収集できる分析支援ツールです。今回、作業時間データに数量データ等を追加できるようになります。また1台のスマホ端末で複数人の同時計測も可能になり、活用の範囲が広がります。上記追加機能の他10点の機能改善を行った新しいサービスは6月中旬に開始します。

追加機能①：実績情報入力（数量及びメモの記録）

■操作・画面詳細図

　記録していく各作業データにスマホ端末から情報を入力できるようになります。「数量」と「メモ」の入力です。当機能により現在ご使用中のWMSからは収集できない処理数、バッチ番号、車両番号等の情報を作業時間データに紐付けて収集可能になります。「数量」は＋や－のボタンをタップするだけで数字を増減でき、キーボード入力も可能です。「メモ」を１つ前の作業で入力した場合は、同じ内容が再度表示されるので、変更が無い場合は再入力不要です。また、表示キーボードの入力形式は「文字」以外に「数字のみ」の設定が可能です。実績情報入力の実施有無は作業項目ごとに設定でき、入力のタイミングは作業開始前か終了後のいずれかを指定できます。

追加機能②：複数人計測（個別識別登録または人数登録）

■操作・画面詳細図

　今までは、スタッフ自身が「ろじたん」のスマホ画面をタップする仕組みのみだったため、作業途中で操作が難しい現場では使用できませんでした。そこで、第3者がスマホ端末1台で、複数人の作業を目視しながらスマホ画面をタップして記録できる機能を追加しました。また、スタッフの個別識別が不要な場合は、対象者が行っている作業と従事している人数のみの記録も可能です。 
　操作・記録をする第3者として、現場のリーダーや管理者等の他、コンサルタント会社や改善部門等も想定しています。いわゆるワークサンプリングにおいても、「ろじたん」の画面をタップし簡単に記録できるため、倉庫内はもちろんのこと、あらゆる現場で活用できます。