山九/インドネシア国際、保税物流センターの認可を取得 物流不動産・施設 2023.06.17 山九インドネシア国際、保税物流センターの認可を取得 山九株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村公大)のインドネシアにおける現地法人、山九インドネシア国際株式会社(本社:ジャカルタ、社長:原田幸一)は、4 月20日にインドネシア共和国、税務総局より繊維製品の輸出分野における保税物流センター(以下、PLB)の認可を取得いたしました。同分野の認可取得は日系企業で初となります 今回PLB の認可を取得したのは「チカランロジスティクスセンター」で、10,000 m2のPLB専用エリアを設置。主に日系の大手製造小売業(SPA)の日本向け輸出貨物を取り扱って。今後はグローバル企業が数多く進出するジャカルタ東部に位置する立地を生かして、取扱い貨物の拡大を図ります。 PLB は、インドネシア政府の経済政策の一環として国内製造業の発展、国際物流ハブの確立を目的に導入された制度で、従来の保税倉庫と異なり、非居住者の在庫が可能、蔵置期間が3年、通関手続きの簡便化といった特徴を持ちます。今回の取得によりお客様への港湾・倉庫作業に係るコスト削減や日本からの入出荷コントロールによる在庫管理の提供が可能となります。 これからも当社は、インドネシアの産業発展に寄与するとともに、お客様のSCM 構築に貢献し、高品質な物流サービスを提供してまいります。 <チカランロジスティクスセンター 概要> ・名称:チカランロジスティクスセンター ・所在地:西ジャワ州ブカシ県デルタマスシティー内 ・グリーンランド工業団地 ・敷地面積:63,751 m2 ・倉庫面積:39,936 m2(1 期11,307 m2+2 期28,629 m2) ・PLB 専用エリア:10,000 m2(2 期倉庫内)