NEWS

物流ニュース

大東港運/売上高は前年比8・5%増、経常利益は前年比11・9%減(平成30年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成30年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

      売上高   営業利益   経常利益  当期純利益

30年3月期 21,216 8.5  655 △16.2   680 △11.9  445 △14.0

29年3月期 19,557 1.3  782 1.6     772 2.0   518 △0.3

(注) 包括利益 30年3月期 495百万円( △14.9%) 29年3月期 582百万円( 61.5%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の伸長を主とし設備投資が堅調に推移、また輸出・雇用環境の 改善も背景に穏やかな回復基調を辿りました。 海外経済においては、米国では個人消費や設備投資の増加に伴い景気は底堅く推移し、欧州でも緩和的な金融政 策などにより堅調な景気拡大が続きました。 中国は成長ペースが微減したものの、アジアにおいては世界同時回復を受け緩やかな成長が続きました。 かかる環境下、物流業界におきましては、米国およびアジアからの輸入は持ち直しの動きがみられました。また 欧州からの輸入は、おおむね横ばいで推移しました。 輸出に関しては持ち直しの状況で推移しました。 一方で当社を取り巻く港湾運送の環境は、ドライバー不足が深刻化し物流コストが増加する等、厳しさが増しま した。 当社の取扱いにおいては、その主要部分を占める食品の輸入は、畜産物および水産物ならびに農産物他、総じて 増加となりました。 また、鋼材の国内物流取扱いにおいても増加となりました。 このような状況の中、当企業集団は「『ありがとう』にありがとう」のコーポレートフィロソフィーの下で、第 6次中期経営計画「変化による進化」~Diversification~の初年度、あわせて会社創立60周年を迎えた年度とし て、社員一同以下の中期経営計画諸施策に取り組んでまいりました。 ・営業力強化 組織営業力強化に取り組み、過去最高の営業収益を計上しました。 ・生産性向上 5月に業務基幹システムをリプレイスしました。 ・事業拡大 4月に丸田運輸倉庫株式会社を100%子会社化し、5月には韓国・釜山のDongbo Corporationと業務資本提携を 実施しました。更に8月にはシンガポールのEver Glory Logistics Pte.Ltd.の株式購入・増資引受により子会社 化を図りました。 その結果、当連結会計年度における営業収益は、前年同期間比8.5%増の21,216,233千円となりました。 一方経常利益につきましては業務基幹システムのリプレイスに伴う減価償却費等の増加、M&Aに関する手数料 支出に加え、特に昨年後半から第4四半期にかけての物流コストが増加し、前年同期間比11.9%減の680,493千円、 親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期間比14.0%減の445,636千円となりました。 セグメント別の営業状況は、次のとおりであります。

[輸出入貨物取扱事業]

輸出入貨物取扱事業は、畜産物・水産物・農産物他の増加により、営業収益は前年同期間比6.8%増の18,078,825 千円となり、セグメント利益は前年同期間比6.5%増の1,472,265千円となりました。

[鉄鋼物流事業]

鉄鋼物流事業は、鉄鋼製品の国内需要が伸びたことから取扱量の増加により、営業収益は前年同期間比3.4%増の 1,521,306千円となり、セグメント利益は取扱量の増加に伴い、前年同期間比88.9%増の85,226千円となりました。

[その他事業]

その他事業は、連結子会社の増加などもあり、陸上運送収入および港湾運送収入の増加により、営業収益は前年 同期間比39.8%増の1,616,102千円となり、セグメント利益は前年同期間比0.8%増の137,463千円となりました。

(略)

Translate »