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東部ネットワーク/経常利益は前年比26・5%減(平成30年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結))

決算短信 2023.06.17

平成30年3月期  決算短信〔日本基準〕(非連結)

単位・百万円  

      売上高    営業利益  経常利益  当期純利益

30年3月期 11,912 △14.7  609 △35.2  699 △26.5  461 △28.8

29年3月期 13,960 11.5   939 △24.2  952 △26.5  647 △31.8

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当事業年度におけるわが国経済は、景気に関する各種基調判断が上向く中、緩やかな回復基調にあるものの、消 費者物価指数の横ばい推移が見込まれ、アジア新興国等の経済動向や欧米の政策動向による海外経済の不確実性が 依然として残ることから、先行き不透明な状態が続いております。 当貨物自動車運送業界におきましては、人手不足等に伴う運賃値上げが浸透しつつあり、トラック輸送業界の景 況感、業績は改善の方向にあるものの、国内貨物輸送量が減少傾向にあること、荷主企業の物流コストの削減要請 は変わりなく、極めて厳しい事業環境が続いております。 このような環境下、当社では運転手の労働環境の改善を最優先課題と位置づけ、給与体系の見直しによる待遇改 善に着手するとともに、新たな査定評価基準を設け、給与・賞与規程の改定を行うなど、将来に向けた企業の基盤 づくりに取り組んでまいりました。 事業展開といたしましては、既存荷主との深耕拡大、業務提携社との関係強化及び全国的な物流サービスネット ワーク拡充に向けた、事業フィールドの拡大に積極的に取り組んでまいりました。また、輸送効率改善に向けた新 たな輸送の仕組みづくりを展開するとともに、西日本方面において、3PL(サード・パーティー・ロジスティク ス)事業の獲得に努めております。 以上の結果、当事業年度の経営成績は、売上高11,912,151千円(前年同期比14.7%減)、営業利益は、労働環境 の改善を主軸とした企業基盤づくりを最優先とし、配車効率(生産性)がその影響を受けたこと等により、 609,458千円(前年同期比35.2%減)となり、経常利益は699,399千円(前年同期比26.5%減)、当期純利益 461,483千円(前年同期比28.8%減)となりました。 セグメントの業績につきましては、次のとおりであります。

(貨物自動車運送事業)

一般貨物輸送は、主力の酒類、飲料メーカーの製品輸送が、繁忙期となる夏場からの低温や長雨などの天候不順 が影響し、大幅な消費の停滞で輸送量が想定を大きく下回ったことに加え、引続き主力荷主が在庫保管コストの合 理化を推進していることや、物流センターの業務が終了した結果、減収となりました。 セメント輸送は、当社事業所における公共事業の需要増が継続しているため、前年並みの結果となりました。 以上から、当事業の売上高は、関連業務の荷役・保管作業収入を含め、7,699,890千円(前年同期比13.1%減) となり、セグメント利益は267,160千円(前年同期比60.1%減)となりました。

(商品販売事業)

石油製品及びセメント販売につきましては、需要量の低下により大幅な減収となりました。 リース売上は、新規顧客の獲得により増収となりました。 この結果、当事業の売上高は、2,614,706千円(前年同期比34.8%減)となり、セグメント利益は7,061千円(前 年同期比49.7%減)となりました。

(不動産賃貸事業)

自社施設の提供につきましては、本社ビルの一部に空室が出た影響等により、減収となりました。 借上施設の提供につきましては、物流センター業務の終了に伴い、倉庫賃貸収入を当事業に加えたことと、新た に臨時倉庫の賃貸借契約を締結いたしましたので大幅な増収となりました。 この結果、当事業の売上高は1,405,823千円(前年同期比42.8%増)となり、セグメント利益は630,461千円(前 年同期比11.0%増)となりました。

(その他事業)

自動車整備事業は、修理・車検整備受注が増加したことで増収となりました。 派遣事業は、当期から売上を通年計上しておりますので増収となりました。 この結果、当事業の売上高は、191,730千円(前年同期比83.0%増)となり、セグメント利益は28,377千円(前 年同期比1.8%増)となりました。

(略)

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