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サンリツ/経常利益は前年比48・8%増(2018年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2018年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

       売上高   営業利益  経常利益  当期純利益

2018年3月期 16,623 13.7  817 30.3   711 48.8   459 77.7

2017年3月期 14,626 △6.5  627 △18.4  478 △23.8  258 △15.3

(注) 包括利益 2018年3月期 586百万円( 44.7%) 2017年3月期 405百万円( 454.2%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度における日本の経済状況は、アジア向けの輸出が持ち直したことに加え、設備投資が増加したこ とにより緩やかに回復いたしました。世界経済は、緩やかに回復しているものの、引き続き政治・経済・軍事情勢 の変化を受けて不透明感が強まりました。 物流業界におきましては、国内貨物は消費関連、生産関連を中心に小幅ながら増加傾向がみられました。国際貨 物はアジア向けの輸出入を中心に堅調に推移いたしました。 このような事業環境の中、当グループは、当連結会計年度から3ヵ年の新中期経営計画をスタートさせ、新ビジ ョン「オペレーションからソリューションへ」のもと、グループ一丸となって取り組んでまいりました。 この結果、当社は、無線通信機器の取扱額が減少したものの、国際航空貨物及び制御システムの新規案件が順調 に推移したことに加え、業界の活況を受け工作機械の取扱いが好調に推移し、売上高は大幅に増加いたしました。 利益面におきましては、売上高増加の影響のほか、販売費及び一般管理費の増加を抑制できたことにより、営業利 益は増加いたしました。 中国連結子会社におきましては、前期に整理した華東地区の子会社2社が連結対象から外れたことにより、売上 高は減少いたしました。利益面におきましては、赤字子会社2社を整理したことに加え、上海地区子会社における スポット案件受注及び工作機械の取扱いが好調に推移したほか、経費の増加を抑制できたことにより、営業利益は 増加いたしました。 米国子会社におきましては、工作機械の取扱いが好調を維持したことにより、売上高、営業利益ともに増加いた しました。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高166億23百万円(前年同期比13.7%増)、営業利益8億17百万円 (前年同期比30.3%増)、経常利益7億11百万円(前年同期比48.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億 59百万円(前年同期比77.7%増)となりました。 セグメントの業績は次のとおりです。

[梱包事業部門]

国際航空貨物及び制御システム取扱いにおける新規案件が大きく寄与したほか、工作機械の取扱いが国内外共に 好調に推移したことで、売上高及びセグメント利益ともに増加いたしました。 この結果、当該部門の業績は、売上高120億86百万円(前年同期比16.6%増)、セグメント利益12億32百万円(前 年同期比18.3%増)となりました。

[運輸事業部門]

無線通信機器の取扱いが減少したものの、医療機器及び工作機械並びに国際航空貨物の取扱いが増加したことに より、売上高及びセグメント利益ともに増加いたしました。 この結果、当該部門の業績は、売上高24億34百万円(前年同期比10.7%増)、セグメント利益73百万円(前年同 期比56.5%増)となりました。 [倉庫事業部門] 前期発生したスポット売上がなくなったことに加え、医療機器の取扱いが減少したものの国際航空貨物取扱いに おける新規案件の開始が寄与したことにより、売上高は前年同期とほぼ同水準となりました。利益面につきまして は、前期発生したスポット売上がなくなったこと及び新規案件一部計画未達によりセグメント利益は減少となりま した。 この結果、当該部門の業績は、売上高18億19百万円(前年同期比1.0%増)、セグメント利益3億30百万円(前年 同期比11.4%減)となりました。

[賃貸ビル事業部門]

フリーレント期間が終了したことにより、売上高及びセグメント利益ともに増加いたしました。 この結果、当該部門の業績は、売上高2億82百万円(前年同期比8.0%増)、セグメント利益1億6百万円(前年 同期比38.1%増)となりました。

(略)

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