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三菱ロジスネクスト/売上高は前年比59・8%増、経常利益は前年比6・2%減(平成30年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成30年3月期  決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

      売上高    営業利益   経常利益  当期純利益

30年3月期 433,092 59.8  9,280 △11.7  8,425 △6.2  2,941 △19.1

29年3月期 270,969 11.7  10,508 4.2   8,978 △6.5  3,635 △22.9

(注)包括利益 30年3月期 3,572百万円 (127.3%) 29年3月期 1,571百万円 (△9.3%)

(略)

(1) 当期の経営成績の概況

当連結会計年度における世界経済は、米国の保護主義的な通商政策への傾倒による米中貿易摩擦により世界貿易の 先行きに懸念が広がったものの、米国、欧州を中心とした先進国、及び中国をはじめとする新興国においても好調な 経済環境が継続しております。日本経済も堅調な世界経済を受けて、企業収益、雇用環境が引き続き改善し、緩やか な景気拡大傾向が継続しております。一方で、フォークリフトを中心とする物流機器事業の競争環境はますます厳し さを増しております。 このような状況の中、当社は市場の変化やお客様ニーズにお応えすることで、一層の売上増加、シェアアップを目 指してまいりました。 また、当社は平成29年1月1日付でユニキャリア㈱(以下、ユニキャリア)を完全子会社とし、さらに平成29年10 月1日付で吸収分割による同社との経営統合を行いました。このことにより、統合シナジーの早期創出と刈り取りを 目指し、グループ一体となって新中期経営計画「Perfect Integration 2020」に取組みつつ統合事業基盤を一層強化 し、「世界トップクラスの総合物流機器メーカー」を目指してまいります。 これらの結果、当連結会計年度における連結売上高は、ユニキャリア連結の寄与により、4,330億9千2百万円 (前連結会計年度比59.8%増加)となりました。利益面につきましては同社の完全子会社化に伴うのれん償却等の負 担が影響し、営業利益は92億8千万円(同11.7%減少)、経常利益は84億2千5百万円(同6.2%減少)、親会社株 主に帰属する当期純利益は29億4千1百万円(同19.1%減少)となりました。 なお、同社完全子会社化に伴うのれん償却等の影響を除くと、営業利益は191億3千2百万円(同46.3%増加)、 経常利益は182億7千7百万円(同29.7%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は118億7千8百万円(同39.3% 増加)となりました。 セグメント別の業績は、次のとおりであります。

(国内事業)

国内事業は、堅調な需要を背景に、国内フォークリフト販売台数を伸長させたこと及びユニキャリア連結の寄与に より、売上高は1,771億1千5百万円(前連結会計年度比64.3%増加)となりました。セグメント利益につきまして も、ユニキャリア連結が寄与しましたが、のれん償却等の負担(49億5千5百万円)により、26億1千9百万円(同 10.7%減少)となりました。 なお、のれん償却等の影響を除くと、セグメント利益は75億7千5百万円(同79.9%増加)となりました。

(海外事業)

海外事業は、米州、欧州、アジア、中国の全域で販売を伸ばしたこと及びユニキャリア連結の寄与により、売上高 は2,559億7千6百万円(前連結会計年度比56.9%増加)となりました。セグメント利益につきましても、ユニキャ リア連結が寄与しましたが、のれん償却等の負担(48億9千6百万円)により、66億6千1百万円(同12.0%減少) となりました。 なお、のれん償却等の影響を除くと、セグメント利益は115億5千7百万円(同30.3%増加)となりました。

(略)

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