サカイ引越センター/経常利益は前年比34・1%増(平成30年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) ) 決算短信 2023.06.17 平成30年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 30年3月期 88,386 10.5 10,431 38.1 10,687 34.1 7,116 56.9 29年3月期 79,963 9.1 7,552 11.3 7,968 12.2 4,535 4.9 (注)包括利益 30年3月期 7,293百万円 (53.6%) 29年3月期 4,747百万円 (21.1%) (略) (1)当期の経営成績の概況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、企業収益や雇用情勢の改善など緩やかな回復基調が続く一方で、中国 経済の動向や米国の政策動向など先行き不透明な状況にあります。 引越業界におきましても、新設住宅着工戸数は下落傾向で推移したものの移動者数は横ばい状態で推移していま すが、物流業界におけるドライバー不足や政府の推し進める働き方改革に伴う値上機運の高まりにより、競争環境 は緩和しております。 このような状況の下、当社グループは着実な経営努力をいたしました結果、経営成績は次のとおりとなりまし た。 作業件数が738,278件(前年同期比159件減)となりましたが引越単価が前年同期比9.5%増と上昇したことによ り引越事業は好調に推移しました。 また、前期の第2四半期連結累計期間から連結した株式会社SDホールディングス及び子会社3社の損益が、前 第1四半期連結累計期間の連結損益計算書に含まれていないため、売上高は88,386百万円(前年同期比10.5% 増)、営業利益10,431百万円(前年同期比38.1%増)、経常利益10,687百万円(前年同期比34.1%増)、親会社株 主に帰属する当期純利益は7,116百万円(前年同期比56.9%増)となりました。 (2)当期の財政状態の概況 ①流動資産 当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末と比較し3,463百万円(21.1%)増加の19,876百万円とな りました。 これは、主として現金及び預金の増加(前連結会計年度末と比較し2,241百万円の増加)によるものでありま す。 ②固定資産 当連結会計年度末の固定資産は、前連結会計年度末と比較し2,574百万円(4.5%)増加の59,627百万円となり ました。 これは、主として土地の増加(前連結会計年度末と比較し1,605百万円の増加)、投資有価証券の増加(前連 結会計年度末と比較し680百万円の増加)によるものであります。 ③流動負債 当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末と比較し548百万円(3.0%)増加の18,679百万円となりま した。 これは、主として未払費用の増加(前連結会計年度末と比較し1,158百万円の増加)があったものの、未払法 人税等の減少(前連結会計年度末と比較し585百万円の減少)によるものであります。 ④固定負債 当連結会計年度末の固定負債は、前連結会計年度末と比較し968百万円(11.8%)減少の7,243百万円となりま した。 これは、主として長期借入金の減少(前連結会計年度末と比較し1,146百万円の減少)によるものでありま す。 ⑤純資産 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末と比較し6,457百万円(13.7%)増加の53,581百万円となり ました。 これは、主として利益剰余金の増加(前連結会計年度末と比較し6,280百万円の増加)によるものでありま す。 (略)